おおさかの子どもと教育108号 2024年9月【頒価300円】
【内容】
世界の新たな流れと結んで、「憲法を生かす教育」を前進させよう
−個人の尊厳に基づく、自立と人間的共同性を育む−
大阪教育文化センター事務局次長 田中康寛
1 危機に直面する地球環境
2 人類的危機に立ち向かう、ユネスコの新たなとりくみ
3 国連を中心とした平和の国際秩序、民主主義と人権の発展(背景)
4 「教育の未来」報告書の改革提案
5 「教育の未来」報告書を、「憲法を生かす教育」の前進へ
6 教育変革への合意づくりに、新「教育勧告」を生かす
7 世界で広がる、「教育DX」の見直し
■表紙の絵■
「ドーナツの絵」(小学三年生)
今年は、三年生を担任しています。二年前に担任した子達を再び担任できることになりました。三年生は、子どもの成長発達においてとても大事な時期です。我がクラスの子ども達は、秘密基地を作ったり、放課後、公園や広場に大人数で集まり遊んだり、休み時間イベントを企画してみんなに呼びかけたり、まさに「ギャングエイジ」真っ盛り。
そんな子ども達と、五月の参観日に、「ドーナツ」を描きました。まず初めに、「ドーナツ食べたことあるかな?どんなドーナツが好きかな?」と問いかけ、ドーナツにまつわる経験を話してもらいました。それから、「今日は、みんなにドーナツ屋さんになってもらい、新作ドーナツを作ってもらうよ。」と、伝えました。そして、「まず、ドーナツの生地を作るよ。材料は、赤、青、黄の絵の具です。」と、言うと子ども達は、びっくり。でも、黄色に赤、そして少しの青を混ぜると、あら不思議。美味しそうなドーナツの色に。そして、水色の画用紙(八つ切りの四分の一)に思い思いのドーナツを描いていきました。ドーナツと言えば、私なら、真ん中に穴の空いた丸い形を想像しますが、子ども達は違いました。穴の無いドーナツ、亀の形のドーナツ、星型のドーナツなど私の予想をはるかに超える面白いドーナツを産み出していきました。
そして、生地を乾いたら、トッピングをしていきました。チョコレート、クリーム、クッキー、ジャムなど、これまた様々なアイデアが出ました。
懇談会では、保護者のみなさんと、子ども達の作品を見ながらお話をしました。「一人一人が自分の個性を出すことのできるクラスですね。」「今の子って自分をしっかり持っていますね。」と、保護者の方々も感心しておられました。
ちなみに今年の学級だよりのタイトルは「カラフル」です。それぞれの子の持ち味を大切にしていきたいという願いを込めました。図工の時間は、一人一人の個性が光る楽しい時間です。
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