ドキュメンタリー映画「風たちの学校」(4月19日〜5月2日)

新たな、学校ドキュメンタリーの秀作が誕生
泣いたって傷ついたって大丈夫
この学校なら受け入れてくれる
愛知県奥三河の黄柳野高校一一豊かな自然に囲まれ、四季の移り変わり
を感じながら生徒たちは全が制のこの学校で学ぶ。ここでは、不登校など
いろいろなバックグラウンドの子どもたちも受け入れてくれる。様々な新藤を
抱えながらも精一杯、生きる生徒たちの姿。
最後の学園祭をクラスみんなで成功させたいと願うみのさくんは、血の繋が
らない父の家業を継ぐか世界を旅する夢を追うかで悩み、音楽が大好きな
ことみさんは、ときどき落ち込むけど、ちょっとずつ自分の思いを歌にしてい
く。そして3年間の学校生活の終わりは、近づいてくるのだったー。

【上映】
シネ・ヌーヴォ(九条駅徒歩3分) TEL.06-6582-1416
4/19(土)10:30〜
※上映後舞台挨拶有り 秦岳志さん(本作編集)、田中健太(本作監督)

4/20(日)10:30〜
※上映後トークイベント有り
ゲスト:長村知愛さん(認定NPO法人ASOVIVA代表理事)

21(月)、22(火)11:00〜
23(水)、24(木)15:10〜
25(金)10:30〜
26(土)〜5/2(金)16:45〜

  

岩崎鬼剣舞 大阪公演(11月3日→延期となりました)

2024年11月3日(日) →延期となりました
エルおおさか・大ホール(全席指定)

岩崎鬼剣舞に関わる本の紹介

茶谷十六著「安家村俊作」(あっかむらしゅんさく)
「安家村」という地名は、現在も存在しています。
岩手県の岩泉という北の方にあたります。
南部藩領野田通り安家村の俊作が南部三閉伊一揆を指導し勝利に導いたという史実を紹介した本です。江戸時代史上最大規模の大一揆です。
この本を書く前の数年前に新史料が発掘されたと書いてあります。
茶谷十六氏は、その資料と共に古文書を解明し、想像を重ね研究してこの著作にしました。
この農民による大規模な南部三閉伊一揆の成功の折に、「鬼剣舞」が大きな役割をしていたという実態が分かったそうです。

南部三閉伊一揆(なんぶさんへいいいっき)とは
嘉永6年(1853)5月から10月にかけて住民が決起した大一揆です。
三閉伊通りとは三陸沿岸の野田、宮古、大槌の三通りです。
百数十ヵ村の村から16000名の百姓たちが結束し整然とした組織と秩序のもとで政治要求をかかげ隣藩仙台領に越訴(おっそ)、百数十日にわたる粘り強い交渉の末一人の犠牲者も出すこともなくほぼ完全に要求を実現しました。
同じ年ペリーの黒船来航が日本を騒がせました。。
安家村俊作、別名、菊池俊作の生涯を資料を元に書いてある本は貴重だと思われます。
この地域に住んでいる人たちはこの史実を覚えていて欲しいし、伝えていきたいと思っています。

後藤竜二著「赤白だすき小〇(こまる)の旗風」(児童文学)
「百姓は天下の民なり」・・・一揆の土台を固める風花組の若者たち。小〇(困る)の旗を掲げ、636ヶ村がいっせいに蜂起した!・・・「非道は上より下り、正法は下にとどまる」(一揆衆の言葉)。一人の犠牲者も出さず、要求のすべてをかちとった幕末・南部藩の大一揆を後藤竜二がが描く。歴史の闇に葬られた誇らしい民衆の闘いが今蘇る!

一揆の原因は、藩領の農業生産力の低さが挙げられます。東北地方の太平洋側はヤマセ(冷たく湿った風)が吹くので、盛岡藩領は冷害に悩まされ続けました。江戸時代に盛岡藩領で起こった不作は合計92回飢饉に至った年は17回。そういう中でも御用金・年貢の取り立ては容赦なく徹底的にやられました。
幕末、この田野畑村やその周辺の村々の人たちが、一致団結(一味神水)し、当時の南部藩の悪政について、冷静に状況を分析し、時間をかけ相談に相談を重ねて、その上で起こした一揆なのだ。この寄合や相談の時に活用したのが「鬼剣舞」の練習だったと伝わっている。当時五人組という密告制度があった中で「祭りや練習は」認められていたから。

一揆を起こした彼らは、木綿の旗に、小〇と染め抜いて、四十九箇条の要求を南部藩に出した。
痛快なのは、藩主交代まで要求し、これが通ったことだ。
農民は、無学文盲だとする概念があるが、農民が、無学文盲であるなら、南部三閉伊一揆の資料は、農民の筆によって、後世にこれほど、残ってあるまいに。
この作品を書くにあたって、後藤竜二は10年の歳月を掛けて、アカデミックな南部三閉伊一揆の研究論文研究者の書籍から、地域に残る資料、現地取材など、徹底的に行ったと言う。
一揆というものは、窮鼠猫を噛むというようなことでは、為し得ないのだと。
時間を掛けて、何度も寄り合いを行い、互いに信頼し、協力し合い、準備をしっかり行い、冷静に計画されたものなだと。

  

青い空は青いままで・平和音楽祭(1月11日)

2024年1月11日(木)開場18時 開演18時半
参加費 3000円
会場 クレオ大阪中央 大ホール
大阪市天王寺区上汐5−6−25(地鉄谷町線 夕陽丘駅1番2番出口)

■オープニング 平和の歌を歌う合唱団 
■第1部 小森陽一 「青い空は」を語る
■第2部 梅原司平コンサート     
■下の画像をクリック■

主催 平和音楽祭実行委員会

問合せ うたごえ喫茶「ほっとすてんしょん」
    TEL 06−6767−6762
    E-mail hot_tani6@yahoo.co.jp

■平和音楽祭 実行委員会へのご参加のお願い■

  

日本の伝統芸能を伝える「和力」大阪公演(12月21日)

2023年12月21日(木)開場18時 開演18時半
チケット料金 3500円
会場 クレオ大阪中央 大ホール
大阪市天王寺区上汐5−6−25(地鉄谷町線 夕陽丘駅1番2番出口)

【画像をクリック】

主催 日本民舞教育研究所
共催 うたごえ喫茶「ほっとすてんしょん」

問合せ TEL 06−6767−6762
    E-mail hot_tani6@yahoo.co.jp

  

人形劇団クラルテ公演「女殺油地獄」(9月28日)

人形劇団クラルテ 第124回公演
近松門左衛門作 女殺油地獄(おんなころしあぶらのぢごく)

■詳しい内容は上の画像をクリック■

2023年9月28(金)〜30日(土)
近鉄アート館(あべのハルカス ウイング館8F)
問合せ・申込み
TEL 06-6685-5601
■ホームページから申し込み■ 
チケット発売 7月21日10時より

  

忘れてはならない名作映画上映会(8月26日)再掲

忘れてはならない名作映画上映会(8月26日)

「ひまわり」と「生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事」

コロナ禍で2年間,休止を余儀なくされていた「忘れてはならない名作映画上映会」をようやく再開できるようになりました。
9回目を迎える今回は,
ロシアの侵攻により悲惨な状況になったウクライナで
ワンシーンが撮影された映画「ひまわり」と,
沖縄が日本に返還されて50年ということから,
ドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡(あきら)戦中最後の沖縄県知事」の
2作を上映します。
改めて「平和」を考える機会になればと思います。
     大阪映画センター(06-6719-2233)

■チラシのダウンロード■

と き 2022年8月26日(金)
ところ 阿倍野区民センター小ホール(地下1階)
上映時間
    ①ひまわり    11時
    ②生きろ島田叡  13時40分
    ③ひまわり    16時10分
    ④生きろ島田叡  18時半
1作品900円 2作品1400円
※チラシ持参で会員価格で鑑賞(100円引き)