おおさかの子どもと教育103号 2023年2月【頒価300円】
【特集】いま,実践で大切にしていること!
「普通」を疑おう
〜支配されず、支配せず、対等平等な自由を求めて〜 小学校
立ち止まらず、勇気を出して
行事はすべての生徒の成長可能性を秘めた機会 中学校
みんなでつくり,みんなで読み合うぽつぽつでる通信 高校
一人ひとりが安心できる学級づくり 小学校
子どもたちと紡ぐ日々で大切にしたいこと
〜聴く・待つ・委ねて、揺れながら〜 小学校
登校拒否・不登校の子どもたちのいちばんの味方になって、
学校教育への信頼を取り戻そう 教育相談おおさか
【特別寄稿】父母・保護者,教職員共同のとりくみで
障害児教育をゆがめる文部科学省通知の押しつけを打ち破る!
読者の声・(表紙の絵)
(表紙の絵)「くじらぐも」
(小学一年生)
昨年度、久しぶりに一年生を担任しました。一年生の物語教材と言えば、「くじらぐも」。子ども達が、大好きなお話です。国語の授業では、子ども達は、すっかりお話の中に入り込んで、くじらぐもと話をしたり、くじらぐもに乗るために「天までとどけ1,2,3。」と、声を張り上げて音読したりしていました。また、体育や休み時間、空を見上げ、
「先生、くじらぐもがおったよ。」
と、クジラに見える雲をみんなで指差している姿は、とても愛おしいです。そんな子ども達の姿から、図工でもくじらぐもを描くことにしました。
さて、くじらぐもをどうやって描こうか。色々考えた結果、指絵の具で描くことにしました。指絵の具のチューブを見せながら、
「これは、雲の元だよ。特別に空からもらってきたんだよ。」
と、言うと、目を輝かせて喜んでくれていました。小さなお皿に指絵の具を一人ずつに配り、指で直接描いてもらいました。
「うわー、生クリームみたい。」
「楽しい。」
と、絵の具という慣れない描画材料に心躍らせていました。
そして、絵の具が乾いた後で、クレパスで子どもたちと先生を描いていきました。
「くじらぐもの上で何したい?」
と、尋ねると、
「昼寝。」
「たたかいごっこ。」
「おにごっこ。」
「かくれんぼ。」
「秘密基地をつくりたい。」
「お弁当を食べたい。」
「運動会のダンスを踊りたい。」
と、子ども達の夢は膨らみます。できるだけ、たくさんクラスみんなを描いてね。先生も描いてね。と、お願いすると、一人一人を丁寧に描いていった子ども達。描くことで、すっかり心は、クラスみんなで、くじらぐもの上。そんなことができるのも図工の魅力の一つです。
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