シオリーヌさん講演「医療者が知っておくべき性教育の現状と課題」(11月30日)

大阪府保険医協会 女性医師歯科医師の会

【補足】統一教会と性教育(北日本放送9月2日)

【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 前編)

【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 後編)

【補足3】北日本放送公式チャンネルKNBふるさとスペシャル
「駅ナカ保健室 性教育は誰のものか」
知ることは、力になる 2023年5月28日(日)午後4時

■KNB公式チャンネルよりCM視聴(1分)■
生理中の痛みやピルの使用方法など、学校で教えきれていない“性”のこと。
ひとり思い悩む若者が気軽に相談できるようにと、去年4月富山駅に無料の保健室が開設した。

妊娠への具体的な行為や避妊について、若者たちの理解不足は人工妊娠中絶にもつながり、大きな社会問題となっている。

日本ではなぜ性教育がすすんでいないのか?
その背景には何があるのか?

学校教育の歴史も振り返りながら、性教育は誰のものかを考える。

 

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なお,ゆうちょ銀行や郵便局内のATMも利用可(局によっては土日利用可)。

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教育実践講座「ザ・作文教育」(10月12日)

教育実践講座「ザ・作文教育」
●学級づくりと作文教育●
〜表現したいと思える学級をめざして〜
【実践編】子どもの作文をどう読むか
講師:なにわ作文の会

と き:2004年10月12日(土) 13時半〜16時
ところ:たかつガーデン 2Fガーベラ

講師の方は「子どもたちの今を知りたい」「子どもたちの表現を大切にしたい」という思 いから作文教育に出会います。お互いが理解し合えて,成長しあえる学級をつくるために必要不可欠なことが「書く」こと,「表現すること」と語っています。作文で自分自身を見つめ表現する,そして一人ひとりが表現した作品を学級で大切に読み 合う,その積み重ねが安心感や居心地の良さに繋がり,集団の中での成長が感じられる教室になる。そんな体験を経験してみませんか。

【講師の方から】
 私が教師として
 働かせていただくようになってから
 現場はどんどんと変わってきました。
 手書きだった通知表がデジタルになったり、
 各教室にタブレットが入ったりと、
 毎年のように大きな変化が起きています。 
 その変化の波に乗って、
 目新しいことに注目が集まりつつある今ですが、
 「子どもたち一人ひとりを大切にする」という
 根幹の部分を見失ってはいけないと強く感じます。
 できれば毎日一人ひとり、全員と話がしたい。
 だけど、そんな要領の良さは私にはなく、
 「あの子と話したいことあったのになあ」と
 後悔する日も少なくありません。
 だからこそ、子どもたちが今何を考え、
 何に喜びを感じ、
 何に悩んでいるのかなどを知りたくて、
 子どもたちの『表現したい』という想いを
 大切にしたいと考えています。
 その軸となる取り組みとして、
 私が学び続けていることが
 日記や作文など『書くこと』を
 大切にする生活綴方教育です。
 自分自身を見つめて表現する。
 そして、
 一人ひとりが表現した作品を
 学級で大切に読み合う。
 その積み重ねが、
 安心感や居心地の良さへと繋がり、
 集団だからこそできる成長が感じられる
 教室になっていくと思っています。

 

  

2023年度 各研究会のとりくみ

【本ページ】障害児教育研究会 「部落問題解決と教育」研究会
【2ページ】ジェンダー平等教育研究会 学校統廃合・小中一貫教育研究会
【3ページ】集団づくり研究会 教育課程研究会
【4ページ】環境教育研究会 教育委員会制度研究会
【5ページ】授業づくり研究会 地域と教育・文化研究会
【6ページ】学校づくりと教職員研究会

●障害児教育研究会
〇4月28日(金曜日)  参加者   11人
 2022年の文科省4・27通知が、今年度の特別支援学級在籍や学級数にどのように影響が出ているか。大阪府下の状況について交流を行った。
〇6月26日(月曜日)  参加者   15人
 特別支援学級の実践報告(小学校)
「なかよし学級のこと、教えるよ!~わたしも大事にされたい~」
〇9月15日(金曜日)  参加者   13人
 NHK大阪 かんさい熱視線(2023年5月27日放映)
「誰もがともに学ぶインクルーシブ教育―豊中市立南桜塚小学校」の録画を視聴する。
「共生共育こそ国連の言うインクルーシブ教育」だとする内容について批判的に論議した。
〇12月1日(金曜日)  参加者   10人
 特別支援学級の実践報告 (小学校)
「しいひま学級のこどもたち」
〇3月1日(金曜日)  参加者   11人
 特別支援学級の実践報告 (小学校)
「こどもを まんなかに」

●「部落問題解決と教育」研究会
1.2024年度の活動経過・内容と総括
(1)研究会・講座・学習会
5月19日 例会 大阪府教育センターの新「人権教育リーフ」の検討、講座の検討
6月17日 例会 オーラルヒストリー『私と部落問題』小牧薫さん
8月24日 例会 部落問題講座(10月14日)の内容 新パンフの検討
      新日本出版社の『差別ってなんだろう?』の検討 他の研究会の協力
9月22日 例会 部落問題講座(10月14日)の内容 新パンフの検討
      新日本出版社の『差別ってなんだろう?』の検討
      次回で例会は最終とする 以後は本の販売 年度末で会は閉鎖 HPのみ存続
10月14日 講座 50名の参加(『赤旗』『大阪民主新報』に記事掲載)
  28日 部落問題研究者全国集会に参加
11月17日 例会 講座の反省・総括
     『「部落差別解消推進法」を受けて学校教育での対応ガイドライン』改訂
     八鹿高校事件50周年記念集会 『部落問題資料』の検討
     研究会の今後について
     教文センター事務局から 例会は困難としても存続して現場の要求に応えられるように
2月3日 高槻市で学習会「部落問題は今 新しい差別と行政」講師派遣 25名
3月3日 徹底討論のつどい 30名(会場定員)
(2)出版
2024年1月10日 『部落問題の解決』刊行
(3)『部落問題資料』の発行
第7集 2023.7.26. 大阪府教育センター部落問題リーフの批判(その2)
第8集 2023.10.14. 市民を分断する絵本『差別ってなんだろう』(新日本出版社)を批判する
第9集 2023.11.17. インクループ教育を考える(全障研大阪支部会員の寄稿)
第10集 2023.12.9. 『日本の人種主義』を批判する
第11集 2023.12.14. 全国人権連第16回全研 基調提案について
『「部落差別解消推進法」を受けて学校教育での対応ガイドライン』改訂発行
(4)総括
○教文センターの講座の一環として学習講座を実施。関心高い。積極的なアンケート。
○『資料』の発行で、全国に発信。現場への資料提供。
○府教育センターリーフについて府教委人権教育企画課に申し入れ 5月11月の2回
○歴教協・はぐるま研と協力して八鹿高校事件50周年記念映画と講演のつどいの準備開始。
2.2024年度の課題
(1)研究課題 部落問題解決の課題
(2)活動の重点
①部落問題にかかわる時々の課題に応じた情報の発信。
②課題に応じたシンポ・講座・討論会などの開催
③「八鹿高校事件50周年記念映画と講演のつどい」(11月16日)を成功させる。
以上

 

  

ブックレット『部落問題の解決』を発行

ブックレット『部落問題の解決』を発行しました

データが示す 「部落」? そんなものはない
部落差別解消推進法は特別対策復活の根拠にはならない
府も法務省も  新たな差別を生む「人や地域を特定した調査はしない」

【画像をクリックすると,PDFが開きます】

【出版記念】
部落問題の解決〜徹底討論のつどい〜
日時 2024年3月3日(日)13時半〜16時
場所 大阪府教育会館 3FカトレアA…【決定】

■ 頒価 500円 2024.1.10.発行
 A5版/並製/128ページ
 書店では販売していません。

 申込は 大阪教育文化センターまで
 TEL 06-6768-5773  FAX 06-6768-2527

■専門用語を使わずに、平易な言葉で、部落問題のそもそもを説明。

 部落問題解決の到達点や「部落差別解消推進法」について、行政のデータや資
料を豊富に引用。
 本書で示した「そもそも論」や客観的なデータは部落問題の解決に確信が持て
るものです。

■本の内容    ■「部落問題の解決」正誤表■

はじめに

第1部 部落問題とは その解決とは
1.部落問題とは何か
2.部落問題の解決とは何か
3.部落差別は根拠のない差別
  垣根をとりはらうことで解決
4.部落の歴史 起源を考える

第2部 大阪府人権局の調査が明らかにしたもの
1.対象地域の人口減と構成の変化
2.対象地域は多様、ひとくくりにできない
3.課題が集中している地域は対象地域以外にもある
4.対象地域で見られる課題は、必ずしも全てが
  部落差別の結果と捉えることはできない 
5.人や地域を特定した調査はできない

第3部 部落差別解消推進法のトリセツ
1.部落差別解消推進法成立への経緯
2.条文の検討
3.附帯決議は部落差別解消の姿勢を問う試金石
  歴史の到達点はゆるぎない

第4部 「新たな差別」を許さない
1.部落差別解消推進法は
  特別対策復活の根拠にはならない
2.部落問題解決の到達点を踏まえよう
3.新しい差別との闘い

第5部 資料
大阪府人権局『旧同和対策事業対象地域の課題について』
法務省(依命通知)「法務省権調第123号」
部落差別解消推進法・附帯決議

  

第5回教育講座「人類の生存危機の中,求められる環境教育」(2月18日)

第5回教育講座 2月18日(日) 13時半 たかつガーデン 3Fカトレア
「人類の生存危機の中,求められる環境教育」
■画像をクリックすると,PDFファイルが開きます■

 大阪教文センターは,2月に2つの教育講座を開催します。

ユネスコ「REIMAGINING A new social OUR FUTURES contract for TOGETHER education」では,「私達は複数の重なり合う危機に直面している。社会的・経済的不 平等の拡大,気候変動,生物多様性の損失,地球の境界を超えた資源の仕様,民主主義の交代,破壊的な技術の自動化,暴力は私達の現在の歴史的岐路の特徴」とし,「人類の生存,人権,そして生きている地球が危険にさらされている」とし,教育に関する新しい社会契約を提案しています。現在は,環境問題に関わる深刻な問題が誰の目 にも明らかな状況です。このような中で,次の世代とともに環境問題の根本原因と展望を探求する環境教育の役割が重要になっています。

第5回は青山政利さん(元近畿大学)から「人類生存の危機の中,求められる環境教育」と題する講演をしていただき,学習と討議を中心にすすめていきます。その後昨年と同様各団体,個人の報告を聞いて,求められる環境教育の課題を明らかにして行く予定です。ぜひ,今の地球の状態を把握するところから学習をすすめていきませんか。 また環境教育研究会では,第2回環境教育交 流会という形で,学校だけでなく環境教育にかかわる団体にも参加を呼びかけています。

★感想★「みんなで生きること」,経済成長主義を革命していくこと
●青山先生の「みんなで生きること」,経済成長至上主義の社会システム(価値観)を革命していくこと,というお話が心にささりました。見通しがぼやけ,為すべきことが曖昧な世界の状況に「為せば成る 為さねば成らぬ成る業(わざ)を 成らぬと捨つる人のはかなき」という武田信玄の言葉が頭に浮かびました。それぞれの社会的な役割の中で,為すことから環境教育を前進させる「自然と共に生きる人づくり」を成す教師になりたいと思えました。ぜひとも来年もこの会を続けてくださいますよう,お願い申し上げます。せいわエコクラブさんやあおぞら財団さんの「未来を創る人を育てる」という理念にも勇気づけられました。

ショックを受けたが,がんばります
●本日は貴重な講演,ありがとうございました。私は2010年生まれなので,90歳になるころには,地球はオワタになってしまうことにショックを受けました。なので,私は悪足掻きして死のうと思いました。がんばります。(中学生)

●久しぶりに青山先生のお話を聞き,環境のとりくみへの思いが新たになりました。また,ユネスコ報告の紹介も励まされる内容でした。ありがとうございます。

地球温暖化が解決に向かわないのは,経済のしくみにあるのだろうか
●オゾンホールが解決に向かう一方,地球温暖化(気候変動)が解決に向かわないのは,やはり大量生産・大量消費(商品・エネルギー)の経済のしくみにあるのだろうか。それを若い世代に伝えるには,どうしたらよいのだろうか。せいわエコクラブ・あおぞら財団・いけだエコスタッフなどの実践にそのヒントがあると感じたのは私ひとりではないのではないだろうか。
UNESCOもいいこと言っていますね。「不平等の拡大」が根本的な問題だということ…,その原因は…?

「まったなし!」と再認識
●青山先生の講演で「待ったなし!」と再認識しました。教育現場ではなかなかすすんでない現実もわかりました。本日の講演で,今後も声を上げていかなければと思いました。
気になったのは,環境教育の交流会なので,参加者には当日,ペットは使わないとすることはどうですか?水筒持参必須。せいわは外部講師の方にもペットボトルのお茶は出さなくなりました。講師の方からのお話で実現しています。

せいわエコクラブの活動はサポートがしっかりしている
●青山先生のお話は,大変勉強になった。1965年水準に戻ればよいということや10年前の環境教育のすすむべきが今も通じる内容であること等参考になった。せいわエコクラブのとりくみは毎年素晴らしいなと思いながら,聞いている。継続して参加する子どもたちがいるのは楽しい活動でありつつ,やりがいがあり,目指す方向がはっきりしていること等,サポートがしっかりしているのかなぁと思った。
UNESCO環境教育に関する報告は大変参考になった。「協力と連帯の教育学へ」は大事にしたい部分である。

現状の危機をデータで伝える
●小学校6年理科の最後の単元に「自然と共に生きる」という学習があり,私たちの暮らしと環境について扱われています。しかし中身は,水や空気の循環と食物連鎖について,概括するだけです。子どもたちは,自分のこととして受けとめたり,行動することにはつながりません。心がけで何とかしようとする態度を押しつけているみたいに思えます。現状の危機をデータで伝えて,教える中身を変えないとダメですね。私自身は,若い人の活躍を紹介したりしてきましたが。ユネスコの2023報告は詳しく読んでみます。

  

第4回教育講座「子どもの声で学級をつくる!」(2月3日)

第4回教育講座 2月3日(土) 13時半 たかつガーデン 3Fカトレア
「子どもの声で学級をつくる!」
〜てるてる坊主から平和学習まで〜6年生の集団づくり

■画像をクリックすると,PDFファイルが開きます■

 大阪教文センターは,2月に2つの教育講座を開催します。
 第4回教育講座は集団づくりです。「子どもの声で学級をつくる!〜てるてる坊主から平和学習まで〜」と題して,今年度初めての6年生担任となった,実践報告です。
 実践者は,この1年近く,集団を意識して学級づくりをすすめてきました。「班長を核として,学級会を回していきたい」と,班長会議や班会議を重視してきました。学級会で学級目標を検討し,それに合わせて班長会議で班編成を行い,日常生活での困っていることやトラブルの解決,学級内レクリェーションや校外学習・修学旅行に向けたとりくみなどをすすめていきます。
 さらに「この形で学級会を行うことで,いつもの私の学級では意見を出すことが難しい感じの子どもから意見が出ていたり、少数意見でも班長を介して全体に意見が出てきたりと小さい意見が大切にされる学級会になってきたように感じた」といいます。また,「目標への意識も変化し、子どもたち自身が課題意識を持ち学級会の議題に目標を達成するためにこうしようと提案する声が出てくるようになった」と振り返っています。
 本教育講座は,このとりくみを通して,子どもたちがどんどん成長していく姿を,現在進行形で報告していきます。是非参加していただき,子どもたちの成長を共有していただけたらと思います。

【感想】

●今日はありがとうございました。一番近くて遠いAさんの実践をきくことができてよかったです。私自身も集団づくり,自治にこだわって実践していますが,本当に大変です。実践を聞く中で,子どもの声を聴くとはどのようなこと(営み)か?そのためには子どもたちそして大人達がどのような集団であるべきか,どうあったらいいか?これから考えていけたら面白いなと思いました。

●子どもの声,自治を中心に据えた思い切った実践が爽快で,大変勉強になりました。子どもの話し合う内容から,子どもの要求や見方,授業に求めることもよくわかり,それをクラスで共通認識,目標にしていく姿がよかったです。管理に偏らず,個人の責任に押し込めず,自分たちの集団をどうしていくか真剣に考えていく。この経験が今後,自分たちの社会をどう変えていくかの道すじを示してくれているようで,さらにいいなぁという思いになりました。佐藤先生の「外界に働き換え変更していくことで,自分自身が働きかけられ変化していく」というマルクスの言葉が残りました。今日はありがとうございました。

  

UNESCO「教育研究における生成AIに関するガイダンス」を一部修正

■UNESCO「教育研究における生成AIに関するガイダンス」(2023)■
(UNESCO:Guidance for generative AI in education and research)

日本語訳(Google翻訳)の一部を訂正しました。
3ページ(円内を修正),7ページ(目次の字体を大きくした),9ページ(略語のリストを修正)
■原版UNESCO(英語)■(左よりダウンロード可)

■日本語訳(Google翻訳)■(左をクリック)