ジェンダー平等教育研究会
○とき 2025年4月12日(土)15時〜17時半
○場所 大阪教育文化センター
○内容 15時〜年間計画検討
16時〜17時半 小学校の性教育・実践報告
【2月8日概要】
学校における「男性性」(レポート内容)
・男性性と言う言葉に出会い引かれて考えてみたいと思った。
・雑誌教育で特集されたのは学校 (教育) における「男性性」に関しての報告・フェミニズムとの関連性、男子生徒に性の学習に取り組んだ事などが報告されていた。
特集された意図
「(前略) 子どもの声を聴き、その感情や情動に応答し、共同の学びを紡ぎ出そうとする実践が学校をくみなおすものであることは疑わないが、学校体制の「男性性」の視座が無ければ、誰のどんな声が奪われているのか気づきようが無い。感情と情動に溢れ主観的で依存的な声を聴くことは、教師の技量でなく知見の問題である。子どもも教師もいのちと体を大切にして生きる学校を生むために…」
男性性と教員の暴力
DV研究から学ぶ
① 生徒に大声をあげたことがある。
②生徒が話しかけても返事をしないことがある。
③ 生徒にバカにされたと思ったことがある。
④ 黙って生徒をにらんだ事がある。
⑤ 生徒になまいき言うなといったことがある。
⑥ 生徒に手をあげた事がある。
⑦ 生徒にないか言い返されると腹が立つ。
DVについての入門書に掲載された「男性用テスト」からの抜き出したもの。
暴力は被害者に恐怖与え、相手をコントロールする手段になる。
学校は教員による生徒への暴力で覆われた空間なのではないか
悪意でなく生徒を「導きたい」という教員の熱意のすぐそばにある。
○学校体制の男性性
小学校の6割以上が女性にも関わらず女性校長は25%、支援学校 28%,中学校 10% (女性比率は44%),高校では9%(女性比率33%) 2023年文科学校統計より。
小中学生に「女性校長がなぜ少ないか」と聞くと「男の方が強いから」 (小1) 「男の先生がしっかりしているから」 (小4)・・国立女性会館報告より
○指導における男性性
力による統制 連帶責任 飴と鞭 失敗の叱責 大勢の前での恥辱 トイレに行っていいですか等の生理現象にも許可制
食べる量や時間のおしつけ…etc
生徒 (生活) 指導の担当に男性が圧倒的に多い。 その結果子どもを統制できないものは指導力が無いなどの評価がされる。
子どもだけでなく教員も落ち込み心を病む者が多く出てくる
【補足】統一教会と性教育(北日本放送9月2日)
【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 前編)
【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 後編)
■KNB公式チャンネルよりCM視聴(1分)■
生理中の痛みやピルの使用方法など、学校で教えきれていない“性”のこと。
ひとり思い悩む若者が気軽に相談できるようにと、去年4月富山駅に無料の保健室が開設した。
妊娠への具体的な行為や避妊について、若者たちの理解不足は人工妊娠中絶にもつながり、大きな社会問題となっている。
日本ではなぜ性教育がすすんでいないのか?
その背景には何があるのか?
学校教育の歴史も振り返りながら、性教育は誰のものかを考える。
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