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大阪科学教育研究集会「これでいこう、今年の理科の授業」(4月27日)

2025年度第69回大阪科学教育研究集会のご案内
科学教育研究協議会大阪支部
大阪理科サークル連絡協議会
テーマ「これでいこう、今年の理科の授業」
コロナ禍が一段落して、昨年度は4年ぶりに対面での大阪大学を会場に研究集会を近畿地区の理科担当の先生方の協力で開催しました。この間、ITC技術の利用が進み、便利にはなった一面はあるのですが、一方で、対面での授業が復活した中、実物を使っての実験・観察をすることの意義を再確認することにもなりました。新しい教授技術の開発を、教材の理解、分かったことの表現、学習意欲の向上、そして豊かな科学への理解と自然認識にどのように役立てるのかが課題となります。
この1年間の工夫と成果を小中高と大学の実践を報告し合うことで交流し合いましょう。
午前中は分科会で、これまでの理科の授業を振り返り、これからの授業のプランを検討します。
午後には科学お楽しみ広場で、授業で工夫した科学の実験、授業で使える実物や資料を紹介して、一般公開の部では子どもも大人も一緒に参加して科学を楽しむ広場を開催します。

・日時:2025年4月27日(日)10時~16時
・会場:東大阪市立岩田西小学校理科室他
東大阪市岩田町5-12-27
近鉄奈良線若江岩田駅から北西に徒歩10分

日程
第1部分科会(小学校、物理・化学・生物・地学分科会)
科学お楽しみ広場(教員向け交流会)
第2部科学お楽しみ広場(一般公開)

・資料代大人1000円(学生、子どもとその保護者は無料)
・午前、午後ともに参加の方は昼食をご用意ください
・車での来場はご遠慮ください
・後援東大阪市教育委員会、日本科学者会議大阪支部

分科会でのレポート発表とお楽しみ広場への出展を募集します。
連絡先
Mailrsc83930@nifty.com

  

おおさかの子どもと教育110号 2025年4月

おおさかの子どもと教育110号 2025年4月【頒価300円】

【内容】採用されたみなさん,ようこそ大阪の教育現場へ
①人とのつながりを大切に                 小学校(東大阪市)
②共に学び続ける ・・・・・・・・・・          小学校(堺市)
③学校が安心できる場所であること〜みんながつながれる教室に〜 小学校(豊中市)
④教員の仕事を続けてみて ・・・・・・          小学校(摂津市)
⑤自分を助けてくれる人を職員室の中から見つけよう    中学校(大阪市)
⑥「また明日」をつみ重ねて ・・・・・        支援学校(大阪府立)
⑦毎日の小さな発見といつかキラキラ輝く笑顔のために 高等学校(大阪府立)
⑧組合活動とわたし ・・・・・・・・・         高等学校(私立)
⑨未来を担う先生たちへ〜保健室からのエール〜     養護教諭(豊中市)
⑩学校事務職員になられた皆さんへ ・・・         事務職員(堺市)
⑪子ども丸ごと、いっしょに見守っていきましょう・・・  学童保育指導員
⑫学校・学童保育・地域・家庭がつながり合って ・・・    父母・保護者
⑬明日も来たくなる教室を?子どものための学校をつくる 研究者(大阪青山大学)

【学級づくり・学級開き 授業づくり】
①一人ひとりが大切にされる学級づくり,その第一歩としての学級開き 小学校(茨木市)
②「ひらがな,楽しいね!」一年生の文字指導      小学校(豊中市)

※大阪教育サークル紹介,教育相談おおさか,教文センター紹介,編集後記

■表紙の絵■

「できるようになったよ、ぼく・わたし!」

 教員の仕事の何よりの醍醐味は、子どもたちの「できた!」の成長の瞬間に立ち会えることだと思います。
 この作品は、3学期に行ったカラー紙版画作品です。作品を作る前に、子どもたちに1年生でできるようになったことを出し合う時間をとりました。かけっこで早く走れるようになったこと。リレーで活躍できたこと。お手玉を二つでできるようになったことなど、学習でできるようになったこともたくさん挙がりましたが、仲の良い友だちができたことや、給食で苦手な食べ物にチャレンジしたり、避難訓練で上手に逃げることができたことといった、行事や学校生活の中で成長した場面もたくさん教えてくれました。学習だけでなく、行事や生活の中でも、子どもたちはぐんぐん成長している証だと感じました。今までの学習で習ったこと(パスで描いた自分・紙人形で作った自分など)を思い出しながら、一つ一つ体のパーツを切っていく地道な作業に熱心に取り組みます。自分がこれは頑張った!と思えた姿を思い浮かべながら、数時間かけて作り上げた版。ついに刷り上げたときの子ども達の表情は、仕上がった版画に似て、にこにこでいっぱいでした。
 36人の一年生と共に過ごした1年間は、4回目の1年生担任でも、9年教員をしていても、沢山悩みながら過ごしました。しんどいときは、たくさん周りの先生方に助けてもらったように思います。新規採用者の皆さんを、たくさんの大阪の子どもたちが心待ちにしています! 困ったときはたくさん周りの先生、そして子どもたちに頼ってください。一緒に目の前の子どもたちの成長を楽しみながら、頑張っていきましょう!

※「おおさかの子どもと教育」(頒価300円)のご注文は下記からメールまたはお電話で

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なお,ゆうちょ銀行や郵便局内のATMも利用可(局によっては土日利用可)。

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ジェンダー平等教育研究会(4月12日)

ジェンダー平等教育研究会

○とき  2025年4月12日(土)15時〜17時半
○場所  大阪教育文化センター

○内容  15時〜年間計画検討
     16時〜17時半 小学校の性教育・実践報告

【2月8日概要】
学校における「男性性」(レポート内容)
・男性性と言う言葉に出会い引かれて考えてみたいと思った。
・雑誌教育で特集されたのは学校 (教育) における「男性性」に関しての報告・フェミニズムとの関連性、男子生徒に性の学習に取り組んだ事などが報告されていた。
特集された意図
「(前略) 子どもの声を聴き、その感情や情動に応答し、共同の学びを紡ぎ出そうとする実践が学校をくみなおすものであることは疑わないが、学校体制の「男性性」の視座が無ければ、誰のどんな声が奪われているのか気づきようが無い。感情と情動に溢れ主観的で依存的な声を聴くことは、教師の技量でなく知見の問題である。子どもも教師もいのちと体を大切にして生きる学校を生むために…」

男性性と教員の暴力
DV研究から学ぶ
① 生徒に大声をあげたことがある。
②生徒が話しかけても返事をしないことがある。
③ 生徒にバカにされたと思ったことがある。
④ 黙って生徒をにらんだ事がある。
⑤ 生徒になまいき言うなといったことがある。
⑥ 生徒に手をあげた事がある。
⑦ 生徒にないか言い返されると腹が立つ。

DVについての入門書に掲載された「男性用テスト」からの抜き出したもの。
暴力は被害者に恐怖与え、相手をコントロールする手段になる。
学校は教員による生徒への暴力で覆われた空間なのではないか
悪意でなく生徒を「導きたい」という教員の熱意のすぐそばにある。

○学校体制の男性性
小学校の6割以上が女性にも関わらず女性校長は25%、支援学校 28%,中学校 10% (女性比率は44%),高校では9%(女性比率33%) 2023年文科学校統計より。
小中学生に「女性校長がなぜ少ないか」と聞くと「男の方が強いから」 (小1) 「男の先生がしっかりしているから」 (小4)・・国立女性会館報告より

○指導における男性性
力による統制 連帶責任 飴と鞭 失敗の叱責 大勢の前での恥辱 トイレに行っていいですか等の生理現象にも許可制
食べる量や時間のおしつけ…etc
生徒 (生活) 指導の担当に男性が圧倒的に多い。 その結果子どもを統制できないものは指導力が無いなどの評価がされる。
子どもだけでなく教員も落ち込み心を病む者が多く出てくる

 

【補足】統一教会と性教育(北日本放送9月2日)

【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 前編)

【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 後編)

■KNB公式チャンネルよりCM視聴(1分)■
生理中の痛みやピルの使用方法など、学校で教えきれていない“性”のこと。
ひとり思い悩む若者が気軽に相談できるようにと、去年4月富山駅に無料の保健室が開設した。

妊娠への具体的な行為や避妊について、若者たちの理解不足は人工妊娠中絶にもつながり、大きな社会問題となっている。

日本ではなぜ性教育がすすんでいないのか?
その背景には何があるのか?

学校教育の歴史も振り返りながら、性教育は誰のものかを考える。

 

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第35回共同研究集会「教育DX」対抗軸としての教育実践(3月20日)

 3月20日(木祝)は,第35回共同研究集会です。大阪教文センターは,これまで田中康寛事務局次長を中心に,世界各国のICT教育の動向を見てきました。しかし日本では,一人1台端末,GIGAスクール構想,教育DX…等,「教育のデジタル化」が強く叫ばれています。そうした中,教育の超デジタル化を推しすすめてきたスウェーデンでは,国を挙げて「デジタルからアナログ(紙の教科書)」へ移行しつつあります。


 端末の使いすぎによる,子どもの成長・発達に与える悪影響などが世界各国の論文でも取り上げられていたり,日本では闇雲にICT機器に授業を任せるなど,教師の専門性に関わる事例なども現れ,学校現場のあらゆることが「デジタル化」する中で,様々な矛盾も現れてきています。いまや「教育のデジタル化」によって,教育のあり方そのものが問われつつあります。
 大阪教文センターは,こうした「教育のデジタル化」の実態やICT先進国の状況を明らかにするとともに,「教育DX」等に関する問題提起と対抗軸としての実践報告をおこなっていきます。


3月20日㈭ 13時半 たかつガーデン 3Fローズ
【講演】…田中康寛事務局次長
演題=「世界に広がるICT教育の見直し〜失ってはならない大切なもの」
【シンポジウム】
コーディネーター 山口 隆大阪教文センター代表
小学校報告 (6年国語の授業を中心として)
中学校報告 (学年のとりくみ・文化発表会を中心として)

  

障害児教育研究会(4月5日)

障害児教育研究会

○とき 2025年4月5日(土) 13時〜

○場所 大阪府教育会館(たかつガーデン)705号室

○内容 学習会「子どもからはじめるインクルーシブ教育」

【チラシPDFはこちら】

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郵便振替 口座番号:00950-9-14083

加入者名:大阪教育文化センター

  

環境教育研究会(3月9日)

環境教育研究会

○日時 2025年3月9日(日)20時 オンライン

○場所 

○内容 交流集会(3月23日)の検討

【2月24日概要】
●中学校実践=タンポポの調査 カンサイタンポポ(在来種) セイヨウタンポポ(外来種)+雑種
オオムラサキの飼育=動物の体のしくみと働き=幼虫成虫 栄養分の取り方 呼吸しているのか,排出,
さなぎになったとき,体液を出す 足4本で歩く オオムラサキとヒトの体のつくり→本物の命に触れる
●エネルギー基本計画 原発最大限活用 閣議決定
三陸沖水温上昇が過去最大→上空2000mの気温も上昇→ドカ雪
世界気温最高1.55゜上昇 CO2濃度増加 過去14年で最大 ・マイクロプラ 母親の胎盤から
ものを大事に使う→消費を拡大しないことが大事
●高校実践=地球環境と科学 地球はどうやってできたか

■■2100年未来の天気予報(紹介閲覧不能)■■

■参考■
【TVでおなじみ、ダニ博士が語る】新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”(2020.4公開 17分)

■研究会へ参加される皆さん■
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■ 申し込み先 ■

郵便振替 口座番号:00950-9-14083

加入者名:大阪教育文化センター

  

集団づくり研究会(3月23日)

集団づくり研究会
とき 2025年3月23日(日) 14時半
場所 大阪教育文化センター

内容 小学校6年生 1年間のまとめ

【2月24日概要】
●年末のとりくみ 修学旅行報告集会=実力を発揮 
実行委員会企画 ドッヂボール クリスマス会→満足度の高いクリスマス会となった
●年明け  議長団選出=いいスタート
●学習発表会=実行委員会中心 パッケージ化されている→工夫はないのか
実行委員=1人1役に 学校として枠→新たな実行委員会制度をつくる?
●3学期のとりくみ 1月学級会=目標 時間を守る,タイマー 給食,掃除,帰りの会
3月に向けて提案=室内遊び,外遊び,6フェス 実行委員を立ち上げる
6フェス(前回は教師主導)=実行委員出てこない→クラス単位で。ビンゴ大会,椅子取りゲーム,ケイドロ
●卒業式のとりくみ=思い出に残る楽しい卒業式に  PCで打ってもらうと,中身が薄い→プリントで
実行委員としてどんな学びになっているか→教師自身が気づきをもっていかないと
子どもの「自己決定」→枠が決まっている→教師の改革
靴隠し=コロナ育ちそびれ 子どもとの向き合いかた(教師の姿勢)も
不登校 増えている 10人 保健室等20人くらい つながりあうことができないことが深刻
言葉(文)のコミュニケーションができていないのでは
学級レク=遊びが多いのでは,文化系は?→練習する時間がとれない→小さい集団から始めても
遊ばない→コロナ,端末使用の中で リコーダー吹けない,外で遊んでいない
学校で遊ぶことが大事になってきている   学級の文化づくり=子ども文化+人類の文化

 

  

「日本の教育DXとICT教育の国際動向を深める勉強会」第4弾(3月30日)

「世界のICT教育に警鐘を鳴らす、ユネスコグローバル教育モニタリングレポート」
~教育効果についての確固たる証拠はほとんどない、適切な管理と規制を~

レポート概要2023『教育におけるテクノロジー:誰のためのツールなのか』(日本語版)は以下からダウンロード

■UNESCOレポートのダウンロード■

 

  

第35回共同研究集会「教育DX」対抗軸としての教育実践(3月20日)

 3月20日(木祝)は,第35回共同研究集会です。大阪教文センターは,これまで田中康寛事務局次長を中心に,世界各国のICT教育の動向を見てきました。しかし日本では,一人1台端末,GIGAスクール構想,教育DX…等,「教育のデジタル化」が強く叫ばれています。そうした中,教育の超デジタル化を推しすすめてきたスウェーデンでは,国を挙げて「デジタルからアナログ(紙の教科書)」へ移行しつつあります。


 端末の使いすぎによる,子どもの成長・発達に与える悪影響などが世界各国の論文でも取り上げられていたり,日本では闇雲にICT機器に授業を任せるなど,教師の専門性に関わる事例なども現れ,学校現場のあらゆることが「デジタル化」する中で,様々な矛盾も現れてきています。いまや「教育のデジタル化」によって,教育のあり方そのものが問われつつあります。
 大阪教文センターは,こうした「教育のデジタル化」の実態やICT先進国の状況を明らかにするとともに,「教育DX」等に関する問題提起と対抗軸としての実践報告をおこなっていきます。


3月20日㈭ 13時半 たかつガーデン 3Fローズ
【講演】…田中康寛事務局次長
演題=「世界に広がるICT教育の見直し〜失ってはならない大切なもの」
【シンポジウム】
コーディネーター 山口 隆大阪教文センター代表
小学校報告 (6年国語の授業を中心として)
中学校報告 (学年のとりくみ・文化発表会を中心として)