記事一覧

教育のつどい大阪2014

 

教育のつどい

教育のつどい大阪2014

全体会 10月18日(土)大阪大学会館

教科別分科会 11月1日(土) 豊中市立大池小学校

問題別分科会 11月16日(日) 箕面市立第三中学校

日時 10月18日(土)開会13:20(開場13:00)

場所 大阪大学会館

(阪急宝塚線「石橋」駅下車、モノレール「柴原」駅下車ともに徒歩15分)

  • オープニング演奏「池田高校吹奏楽OB」
  • 開会宣言
  • 劇・合唱
    「これでいいのか!格差社会つめこみ中学校の一日」
    合唱「雨ノチ晴レルヤ」「夢を語る」
  • 記念講演

「“教育改革病”から子どもたちを守るために何が大事か?」
-みんなの学校、みんなで学校を考える-

講師 小野田正利さん (大阪大学大学院教授・教育学博士)

主要著書

  • 「悲鳴をあげる学校~親の“イチャモン”から“結びあい”へ」旬報社(2006年)
  • 「親はモンスターじゃない!~イチャモンはつながるチャンスだ」学事出版(2008年)
  • 「イチャモン研究会~学校と保護者のいい関係づくりへ」ミネルヴァ書房(2009年)

主催 「教育のつどい大阪2014」現地実行委員会

  

講演とシンポ 教育再生を問う

2014_11_08_教育シンポ

「『戦争する国』の人づくり」

安倍「教育再生」による教育支配をゆるさず
子どもの成長・発達をはぐくむ教育を

日時:11月8日(土)午後1:30~4:30

場所:大阪市立社会福祉センター第1会議室
・地下鉄「谷町九丁目駅」から徒歩10分 (8番出口東)
・近鉄「大阪上本町駅」から徒歩3分 (11番出口東)

講演「解釈改憲による9条改悪と安倍「教育再生」の危険なねらい」
丹羽徹さん(大阪経済法科大学教授)

高校生の特別発言

シンポジウム

「戦争する国」の人づくり政策である安倍「教育再生」の本質とねらい、それらとどう立ち向かうか、多彩なシンポジストのみなさんとともに考え合いましょう

  • 教科書問題 永石幸司さん(出版労連大阪地協)
  • 道徳「教科化」問題 碓井零夫さん(教文センター「教育課程研究会」研究委員)
  • 教育委員会制度問題 教文センター「教育委員会制度」研究会から
  • 学校制度問題 教文センター「学校統廃合・小中一貫研究会」から
  • 父母 神農益世さん(東大阪市保護者)
  • 総括発言 久田敏彦さん(大阪教育大学名誉教授・教文センター代表)

子どもと教育・文化を守る大阪府民会議(06-6768-2330)

大阪教育文化センター(06-6768-5773)

 

(この案内のダウンロードはこちら 画像PDFファイル)

  

環境教育研究会 9月研究会

環境教育研究会(「原発と教育」研究会含む) 9月研究会

とき 9月29日(月)18:30

ところ 大阪府教育会館705

内容 大飯原発差し止め訴訟の判決の意義と原発再稼働を問う

講師 溝川悠介さん(大阪府立大学名誉教授 工学博士)

参加資料代 300円

(この案内のダウンロードはこちら 画像PDFファイル)

2014_09_29_kankyou

  

平和と国際連帯教育研究会 9月研究会

「アレン・ネルソンとの10年」

報告者:平塚淳次郎さん(元府立高校教員)

日時:2014年9月11日(月)午後6時30分より

会場:大阪府教育会館たかつガーデン705号室

参加費:資料代300円

アレン・ネルソン(1947~2009)さんの貴重な講演やインタビュー映像、政治学者ダグラス・スミスさんとの対談、劇が風マンガによる戦争体験や人間性を取り戻していくストーリーなど、感動的なドキュメンタリーが完成しました。戦争という殺戮に関わった一人として、ネルソンさんは戦争や暴力の恐ろしさを訴え、人間が平和に生きていくための道筋を力強く語りかけています。

このDVD「九条を抱きしめて-元米海兵隊員アレン・ネルソンが語る戦争と平和」の一部を視聴。その講演の日程調整・通訳をされた平塚さんにお話を聞きます。

平塚さんからのメッセージ

 1998年2月、ベトナム帰還兵の通訳の依頼を受け、講演を担当。赤裸々な戦争体験の告発と強烈な平和希求の年にうたれる。友人数名とともに関西ネットワークを結成し全国公演の日程を調整。ネルソン氏の10年間の活動は1年に平均150日余り日本に滞在。10年間の行動は1000回以上(うち、講演会800余、学校424校 府立高校100校近く)

 枯葉剤の影響とみられる多発性骨髄腫により2009年死亡。

(アレン大阪平和教育研究協議会が作成した「VTR『戦争に反対した人々』」は、20年前につくられて、大阪の教育現場だけでなく、全国に普及され、多くの子どもたちに視聴され、日本の反戦・抵抗の歴史をしっかり学ぶことに役立ってきました。今回は、このVTRがどのようにしてつくられ、どんな利用のされ方をしてきたのか、その結果、子どもたちの歴史認識はどう変わったのかを、VTR製作と普及の中心となって活躍された山上俊夫さんにお話しいただきます。

 

  

おおさかの子どもと教育 76号

大阪の子どもと教育76号

おおさかの子どもと教育  76号 2014年7月

特集 安倍「教育再生」を大阪から撃つ-対抗軸はここに-

1.子ども、父母、教職員の願いが届く教育委員会へ -第24回共同研究集会から-

講演

 三上昭彦さん 元明治大学教授

シンポジウム

  • 池田知隆さん  元大阪市教育委員長
  • 西林幸三郎さん 元大阪府小学校長会会長
  • 藤田城光さん  元大阪府立高校PTA協議会会長
  • 山口隆さん   全日本教職員組合前中央執行委貝長

コーディネーターのコメント

 滝沢潤さん 大阪市立大学大学院准教授

2.教科書改悪の問題点と現場での実践

  • 永石幸司さん  出版労連大阪地協事務局長
  • 平井美津子さん 吹田市中学校教員

3.道徳の「教科化」の問題点と現場での実践

  • 碓井琴夫さん  元四天王寺大学学長
  • 森石多加子さん 八尾市小学校教員

 

  

中学「統一テスト」実施に反対し、撤回を求める署名にご協力を

2014_06_test

 

中学「統一テスト」実施は…

子どもたちをさらなる「テスト中心」の競争教育に追い立てます!!

1.中学3年間は人間形成に大切な時期です

 中学3年間は子どもたちの思春期のまっただ中で、自分自身を見つめ、自己形成をはかる大切な時です。学ぶ喜びやクラス・クラブでの活動を通じて、多くの仲間と交わり、友情が育まれ、豊かな人間性が形成されていきます。「テストづけ」の中学生活では、子どもたちの成長と発達は保障されません。

2.子どもたちは「テストづけ」に

 子どもたちは、「テスト中心」「偏差値中心」の中学生活を押しつけられ、中1から受験を過剰に意識し、テスト結果により、「できる子」「できない子」にふるい分けられます。また、中学の授業が「統一テスト」で良い点をとるための授業に変えさせられます。子どもたちは、部活動や学校行事どころではなくなります。塾依存もエスカレートし、ますます「教育格差」が広がります。

3.「統一テス卜」のねらいは?

 ねらいは、早い段階から「競争と選別」を激化させ、勉強が「できる子」だけをのばし、「できない子」は「自己責任」であきらめさせることです。そのため、中1から、子どもたちを1番から7万番まで順位づけ、成績結果を評定や中学内申書に反映さねらいは、早い段階から「競争と選別」を激化させ、勉強が「できる子」だけをのばし、「できない子」主させることです。そのたせようとしています。

4.全国でも例がない失敗済みの「統一テス卜」

 同様のテストを実施していた神奈川県では、すでに廃止しました。理由は、「『統一テス』の結果で進路の希望を失い、学ぶ目標が持てなくなり、子どもたちの学習意欲が減退したこと」、また「部活動への参加が大幅に減少、中学生活に大きなひずみを残すと父母・市民から心配の声が出された」からです。大阪での実施はきっぱりとやめるべきです。

子どもと教育・文化を守る大阪府民会議 TEL O6-6768-2330

=======================

この署名用紙だけのダウンロードはこちら(画像PDFファイル)

子どもたちを序列化し、さらに激しい受験競争に追いこむ
「統一テスト」はやめてください!

中学「統一テスト」実施に反対し、撤回を求める署名

 大阪府教育委員会は、教職員と父母の意見も聞かず、2015年1月に中学「統一テスト」を実施することを決めました。対象は中学1年生、2年生各7万人、テスト科目は1年国・数・英の3科目、2年国・数・英・社・理の5科目です。

 府教委は、学力向上のために、「統一テスト」を実施するとしていますが、「統一テスト」は「学力テスト」とは違って、その結果が成績につながり、高校入試の「内申書」に直接反映させることが想定されています。そして府内全域の点数ごとの分布人数も公表されることになっています。1年から府内全域の中学生が「テスト」結果によって順位づけられることになります。その結果、「統一テスト」は中学生の進路にかかわる極めて重要な「テスト」となり、成績の順位をめぐり、中学1年から熾烈な競争にかり立てられることになります。

 「統一テスト」実施によって、中学1年・2年の子どもたちがそれぞれ1番から7万番までランクづけされ、府内の中学校が1番から463番まで、府内市町村が1番から43番まで序列化されます。

 子どもたちがますます「テスト中心」「偏差値中心」の生活に追い込まれていきます。

 「統一テスト」実施決定の前に行われた府教委と各市町村教育委員会教育長との意見交換会でも、異口同音に「実施には反対。子どもをさらにテスト中心の生活においこむ」「受験の前倒しになり、授業内容や教科指導が統一テストで良い点数をとるためのものに変わっていく」などの反対や懸念の声が多くの教育長から出されています。

 同時に、高校受験の評価に結びつく可能性がある「統一テスト」を中学1年から実施することで、中学校生活の早い時期から高校受験を意識し、「テストでいい点数をとること」「順位をあげること」のみに関心が集まるおそれがあります。中学校3年間を通じた子どもたちの成長と発達や、学びに大きなひずみが生じ、子どもたちの人格形成に取り返しのつかない事態をまねきます。

 以上のことから、下記について、要請します。

●教職員や父母の意見も聞かず、来年の中学「統一テスト」はあまりに拙速である。来年の中学「統一テスト」は実施しないこと。

大阪府教育委員会 教育委員長 陰山英男様
教育長 中原徹様

(氏名)         (住所)

  年  月  日

取り扱い団体 子どもと教育・文化を守る大阪府民会議 TEL O6-6768-2330