UNESCO世界報告書(2023):ICT教育に警鐘

UNESCO世界報告書(2023)全テキスト
原版(UNESCO)【英語版】 概要版【Google翻訳=pdf版】

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【注】2023年11月1日,広島大学教育開発国際協力研究センターより,
ユネスコ・グローバルエデュケーションモニタリングレポート概要2023『教育におけるテクノロジー:誰のためのツールなのか』(日本語版)が発行されました。
日本語訳は以下をダウンロードしてください。

■レポート概要2023『教育におけるテクノロジー:誰のためのツールなのか』(日本語版)■

 

 

 

 

●GLOBAL EDUCATION MONITORING REPORT 2023
Technology in education: A TOOL ON WHOSE TERMS?
全テキスト↓【日本語訳(Google翻訳)】

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(原文の改行等で日本語訳がずれている部分があります)

タイトル おもな内容(章の初めのキーメッセージ等)
  表紙・序文・謝辞  
  コンテンツ(目次)  
  キーメッセージ 教育テクノロジーの影響に関する証拠は不足

■教育におけるテクノロジー

導入(各章の概略)

デジタルテクノロジーは変化したが,教育を変革したわけではない
公平性と包括性:恵まれないグループのアクセス テクノロジーは何百万人もの人々に教育のライフラインを提供しているが,さらに多くの人々を排除している
公平性と包括性:コンテンツへのアクセス テクノロジーのおかげで教育コンテンツの作成と共有が非常に簡単になった一方で,コンテンツの品質確保が難しい
教えることと学ぶこと テクノロジーはコンテキスト化と統合されたサポートが必要
デジタルスキル 各国はカリキュラムや評価基準において優先すべきデジタルスキルを定義し始めている
教育管理 教育管理におけるデジタルデータの可能性
テクノロジーへのアクセス:公平性,効率性,持続可能性 テクノロジーへのアクセスを改善するための投資では,持続可能性が無視される
ガバナンスと規制 子どもたちのプライバシー,安全,幸福が危険にさらされている
教師 教師の準備がなければ,テクノロジーの潜在力は実現されない
教育と技術開発 科学,技術,工学,数学(STEM)スキルの機会は不平等に分配されている

■持続可能な教育のモニタリング 発達 目標

導入 4カ国中3カ国が,7つのSDG4ベンチマーク指標に関する国家目標を達成すると約束
初等中等教育 21年には約2億4400万人の子どもが学校に通えていない
幼児教育 世界の幼児教育参加率は2015〜20年まで約75%で安定
技術教育,職業教育,高等教育及び成人教育 25歳〜54歳の成人層,115カ国の教育及び訓練への参加率の中央値は3%
仕事に役立つスキル ICTスキルは偏在。電子メールの送信をした若者と成人の割合は高所得国で65%,低所得国で3%
資本 世界全体で,2015年以前に初等中等教育の入学者数で男女平等が達成されていたが…
若者と成人の読み書き能力 世界の若者識字率は,2015年91%に上昇,読み書きできない若者数は,20年には9900万人に減少
持続可能な開発と世界市民権 ほぼすべての政府は、その教育システムが持続可能な開発目標 (SDG) ターゲット 4.7 で特定された世界市民権と持続可能性開発テーマのほとんどをカバーしていると報告
教育施設と学習環境 ほとんどの学校インフラ指標は、2015年から2020年の間、安定しているか、緩やかにしか改善されていない
奨学金 奨学金の支出は2020年と2021年に24%減少
教師 資格のある教師の割合の増加の進捗状況は地域や教育レベルによって一様ではなかった
ファイナンス 世界の教育資金は、2005年のGDPの3.9%から21年の4.2%へとわずかに増加
  統計データ  
  補助テーブル  
  表紙4 教育におけるテクノロジー:誰の条件に応じたツール?