第2回教育講座「集団づくり」(10月22日)

第2回教育講座「集団づくり」★感想
子どもが輝き 成長する集団づくりへ
〜実践上の大切なポイント〜

と き 2022年10月22日(土) 13時半〜16時頃
ところ 大阪府教育会館(たかつガーデン)2FコスモスB
資料代 500円(今年度サポーターは無料)

 大阪教文センター今年度の教育講座は「子どもの成長・発達にとって何が必要か」がテーマです。小中学校を中心とした学級集団,学年集団,児童会・生徒会,行事等「集団づくり」の実践報告をします。

 大阪教文センターでは,7月から生活指導研究会に代わり,新たに「集団づくり研究会」を発足すべく,3回の準備会を重ねてきました。そしてこの第2回教育講座から正式に発足します。研究目的を「学校現場の集団づくり実践から,子ども自立と自治を育む視点や大切なポイントを明らかにし,子どもの成長・発達を明らかにしていく」として,学級や小集団,学年,行事,児童会・生徒会,学校全体を含め,集団づくりの方法や理論を明らかにしていきます。
 第2回教育講座 集団づくり研究会1回目の実践報告は,小学校高学年・低学年の実践です。

【実践報告】
①「学級づくりで大切にしていること〜安心できる空間づくり〜」(低学年)
②「3月をみんなで笑って,迎えることができるように〜納得して学校を巣立てるように〜」(高学年)

■第2回教育講座チラシ(カラー)■

■第2回教育講座チラシ(モノクロ対応)■

★第2回教育講座の感想★
「自分の思い・考えを出させる」に共感
●『「安心できる空間づくり」=自分の思い,考えを出させる』に共感しました。グローバル化の一方で,様々な分断と対立が生じている現在の今だからこそ 大切なことだと思います。自分たちの思いを出し合い,他人の声に耳を傾けて,一致点妥協点を探りながら,すすめていく…。「社会の形成者」を育てることの重要性を改めて認識しました。

実践を理論から裏付けていくことで見えてくるものがある
●お二人の実践の濃さがよく伝わってきました。当たり前に話したり,動いたりしている中に集団づくりの宝があるのだろうなと思い,聞きました。実践を理論の側面から裏付けていくことで,見えてくるものがたくさんあると思いました。実践からつかめるものが増えるように,考えていきたいと思いました。

「教師の専門性」を考えられれば…
●新しい研究会の船出の教育講座,まずは無事に開催できてよかったです。それぞれの実践は,あくまでも「個」としての実践なので,その中からの大切なことやあるいは「1人の教員の専門性」(その人だからこそできること)と「教師の専門性」(教師に共通しての要素)を考えられれば…と思う。教科の学習集団について,中学校は音楽で週1Hの授業,全学年の中でどのように学習集団づくりをしておられるのか,聞いてみたい。

授業へのこだわり・集団づくりへの熱い思い
●先生の子どもたちへの語りかけや会社活動などがとてもいいなぁと感じました。丁寧に,言葉を使ってわかり合えるように関係づくりをしたり,「何で解散したと思う?」と総括させたり,いい加減にしてしまいがちな部分を立ち止まって考えさせる。しかも明るいやさしい雰囲気でやっているんだろうなぁとイメージでき,安心感の中で子どもたちは自己表現を磨いているのだと感じ,学ぶことがたくさんありました。
『教科の本質に迫ったときから子どもの予測できない発言に興味,面白みを感じた』というのが面白かったです。そして,授業へのこだわりを持ちつつ,学級集団づくりにも熱い思いを持っておられるのがすごいと思いました。そして,今の子どもたちにあう方法を探して見つけているのもすごいと思いました。

実践の中で他者意識や集団意識が
●お二人の実践から多くのことを考え,学ぶことができました。自治のベースには,子どもの権利を保障することが不可欠ですが,前半の実践では,子どもの声を聞き取り,聞き合う方法・仕組みがたくさんありました。自治の確立に向けては,後半の実践は原案づくりからなされており,その過程でヤンチャな子たちの他者意識,集団意識が育まれていました。今後考えたいこともたくさんあるので,引き続きよろしくお願いします。

【次の講座】第3回教育講座は============= 
教育の未来を拓く,学校でのICT「活用術」
12月3日㈯ 13時半 
大阪府教育会館(たかつガーデン)3Fローズ
【内容】⑴ICT教育先進国の成功と失敗から学ぶ
    ⑵子どもの成長・発達を大切にするICT「活用術」
    ⑶個人の尊厳を大切にするICT「活用術」
    ⑷学校の良さ「みんなといっしょに学ぶ」を大切にするICT「活用術」
    ⑸ICT活用と「参加と共同の教育・学校づくり」

  

教育のつどい大阪2022 9月19日オンライン視聴

教育のつどい大阪2022全体会
9月19日(祝)13時半 参加費無料

■全体会のオンライン視聴(申込み不要)はコチラ■

https://www.youtube.com/watch?v=cRowqlzUjdo

講演 公教育の危機―子どものための教育を取り戻そう―
講師 鈴木大裕さん(教育研究者・土佐町議会議員)
16歳で単身米国に留学。そこでの教育に衝撃を受け、日本の教育改革を志す。
2019年に土佐町議会議員選挙当選。教育を通した町おこしに取り組んでいる。
著書『崩壊するアメリカの公教育―日本への警告』(岩波書店)
  『自由の危機:息苦しさの正体』(集英社・共著)など。

  

今後の教育講座の日程

●今後の教育講座と共同研究集会の日程●
第2回教育講座 10月22日(土) 13時半
   「自治活動づくり」
   たかつガーデン・2FコスモスB

第3回教育講座 12月3日(土) 13時半
   (仮題)「タブレット(端末)の活用術」〜海外先進国から学ぼう,GIGAスクール構想下で授業をどうする?〜
   たかつガーデン・3Fローズ

第4回教育講座 2023年1月(未定) 14時
   環境教育研究会から報告
   たかつガーデン・(場所未定)
   
第5回教育講座 2023年1月28日㈯ 13時半
   「授業づくり」
   たかつガーデン・B1オリーブ
   
第33回共同研究集会 2023年3月21日(火)
   たかつガーデン・2Fコスモス

  

近畿東海教育サークル合同研究集会(9月23日)

みんなでつくろう 教育の未来
近畿東海教育サークル合同研究集会
(集会+オンライン)

9月23日(金・祝)10時〜16時
(対面とオンラインのハイブリッド)
会場 奈良教育大学付属小学校
(奈良市高畑町/奈良教育大学内)
参加費無料
■申込みはここをクリック■

●全体講演 10時〜
「『パンプキン!模擬原爆の夏』ができるまで」
         令丈ヒロ子さん(児童文学作家)
大阪在住の令丈さんが東住吉区田辺に
模擬原爆が落とされたことを知って、
物語をつくられたそうです。
そのあたりの思いや過程を聞かせていただきます。

●ミニレポート 13時
・つづりかた実践(京都)
・学校統廃合問題(奈良)

集会の中身は30代、40代メンバーが
いいものにしようと企画しました。
午前、午後だけの参加ももちろん大歓迎です。

■このフライヤーはコチラ■

▶大阪教育サークル連絡協議会・各サークルのWEBページ

  

教育のつどい大阪2022(9月19日)再掲

教育のつどい大阪2022(豊能ブロック)

●全体会
と き 2022年9月19日(月祝)13時半
ところ 池田市民文化会館アゼリア小ホール(+オンラインYouTube)
    (阪急宝塚線・石橋阪大前駅 西出口より徒歩8分)
参加費無料(会場参加は 下記より要WEB予約)

記念講演 公教育の危機ー子どものための教育を取り戻そうー
講師 鈴木大裕さん(教育研究者・土佐町議会議員)
  16歳で単身米国に留学。そこでの教育に衝撃を受け、日本の教育改革を志す。
  2019年に土佐町議会議員選挙当選。教育を通した町おこしに取り組んでいる。
  著書『崩壊するアメリカの公教育―日本への警告』(岩波書店)
    『自由の危機:息苦しさの正体』(集英社・共著)など。

歓迎行事 「沖縄とともに」劇「AI学園」

■教育のつどい大阪2022チラシ■

【会場参加予約】9月12日まで
http://www.daikyoso.net/
【当日オンライン試聴】
http://www.daikyoso.net/

●分科会
豊中市立大池小学校(阪急・豊中駅より徒歩5分)
①教科別分科会 11月12日(土)10時
②問題別分科会 11月19日(土)10時

  

環境問題から新型コロナウイルスを考える

環境問題から新型コロナウイルスを考える(国立環境研究所)

7月2日の環境教育研究会で紹介された
「新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”」(国立環境研究所・五箇公一ダニ博士 2020.4 17分)を掲載します。

【TVでおなじみ、ダニ博士が語る】新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”(2020.4公開 17分)

【おもな内容】
・生物多様性は人間が生きていく上で絶対必要
・しかし,現在は史上最悪の絶滅の時代
・生物多様性を脅かす要因
 生息地の破壊・乱獲・汚染・外来種の侵入・気候変動と温暖化
・生物多様性の破壊とグローバル化が感染症を拡大した
 (例 ヒアリは南米から中国,そして日本へ)
 インバウンドがもたらすリスク=寄生生物・感染症
・カエルツボカビ菌の日本上陸=日本の両生類が絶滅?
 実は日本が発祥だった
・病原体・寄生生物にも本来の生息地がある
 →病原体・寄生生物と宿主の間には共進化の歴史
 →感染症対策のための「感染症の生態学」の理解
・病原体も生物多様性の一員
 生物多様性の破壊が新興感染症の根本原因
・新型コロナは甘く見てはならない
(感染力と環境適応力がピカイチ)

→生物多様性の破壊を減速,自然共生社会へ
グローバリゼーションの脱却・地産地消へ

■さらにくわしく■より詳しい内容は,
なごや生物多様性センター設立10周年記念シンポジウム
(2022年1月22日開催)で
国立環境研究所 生物多様性領域室長 五箇公一さんによる
講演「ワンヘルス ~生物多様性保全と感染症管理~」
【公開期限:2023年3月31日】がHP上にあげられています。
なごや生物多様性センター|なごや生きものライブラリー

  

教育のつどい大阪2022(9月19日)

教育のつどい大阪2022(豊能ブロック)

●全体会
と き 2022年9月19日(月祝)13時半
ところ 池田市民文化会館アゼリア小ホール(+オンラインYouTube)
    (阪急宝塚線・石橋阪大前駅 西出口より徒歩8分)
参加費無料(会場参加は 下記より要WEB予約)

記念講演 公教育の危機ー子どものための教育を取り戻そうー
講師 鈴木大裕さん(教育研究者・土佐町議会議員)
  16歳で単身米国に留学。そこでの教育に衝撃を受け、日本の教育改革を志す。
  2019年に土佐町議会議員選挙当選。教育を通した町おこしに取り組んでいる。
  著書『崩壊するアメリカの公教育―日本への警告』(岩波書店)
    『自由の危機:息苦しさの正体』(集英社・共著)など。

歓迎行事 「沖縄とともに」劇「AI学園」

■教育のつどい大阪2022チラシ■

【会場参加予約】9月12日まで
http://www.daikyoso.net/
【当日オンライン試聴】
http://www.daikyoso.net/

●分科会
豊中市立大池小学校(阪急・豊中駅より徒歩5分)
①教科別分科会 11月12日(土)10時
②問題別分科会 11月19日(土)10時

  

不登校・登校拒否の「無料電話相談」(8月27・28日)

不登校・登校拒否の「無料電話相談」
NPO法人おおさか教育相談所(教育相談おおさか)

日時 2022年8月27日㈯ 28日㈰
   10時〜18時(受付は17時半まで)
電話番号 0120-990-874
(フリーコールは相談当日のみ通話)

問合せ 06-6762-0232(火金14〜18時)

  

全国水平社創立100周年記念講演会 記録集発行

部落問題とその解決を考える
全国水平社創立100周年記念講演会 記録集
(2022年8月発行)
発行 大阪歴史教育者協議会
   大阪はぐるま研究会
   大阪教育文化センター「部落問題解決と教育」研究会

【おもな内容】
2022年4月10日におこなった記念講演会の記録集です。
講演1 「日本近代史のなかの部落問題とその解決について」
    広川禎秀さん(大阪市立大学名誉教授・部落問題研究所理事)
講演2 「(現状)部落問題とその解決を考える」
    谷口正暁さん(民主主義と人権を守る府民連合執行委員長)
講演1,講演2のレジュメ,参考文献

【頒価500円】(送料別・8冊まで140円)
申込みは大阪教育文化センターまで
℡ 06-6768-5773
kyoubun@minos.ocn.ne.jp

  

環境問題から新型コロナウイルスを考える

環境問題から新型コロナウイルスを考える(国立環境研究所)

7月2日の環境教育研究会で紹介された
「新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”」(国立環境研究所・五箇公一ダニ博士 2020.4 17分)を掲載します。

【TVでおなじみ、ダニ博士が語る】新型コロナウイルス発生の裏にある“自然からの警告”(2020.4公開 17分)

【おもな内容】
・生物多様性は人間が生きていく上で絶対必要
・しかし,現在は史上最悪の絶滅の時代
・生物多様性を脅かす要因
 生息地の破壊・乱獲・汚染・外来種の侵入・気候変動と温暖化
・生物多様性の破壊とグローバル化が感染症を拡大した
 (例 ヒアリは南米から中国,そして日本へ)
 インバウンドがもたらすリスク=寄生生物・感染症
・カエルツボカビ菌の日本上陸=日本の両生類が絶滅?
 実は日本が発祥だった
・病原体・寄生生物にも本来の生息地がある
 →病原体・寄生生物と宿主の間には共進化の歴史
 →感染症対策のための「感染症の生態学」の理解
・病原体も生物多様性の一員
 生物多様性の破壊が新興感染症の根本原因
・新型コロナは甘く見てはならない
(感染力と環境適応力がピカイチ)

→生物多様性の破壊を減速,自然共生社会へ
グローバリゼーションの脱却・地産地消へ

■さらにくわしく■より詳しい内容は,
なごや生物多様性センター設立10周年記念シンポジウム
(2022年1月22日開催)で
国立環境研究所 生物多様性領域室長 五箇公一さんによる
講演「ワンヘルス ~生物多様性保全と感染症管理~」
【公開期限:2023年3月31日】がHP上にあげられています。
なごや生物多様性センター|なごや生きものライブラリー