大教組教育課程づくり集会(11月24日)

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大教組教育課程づくり集会

○とき 11月24日(日) 13:00

○ところ アネックスパル法円坂

教育課程づくりは学校づくり〜新学習指導要領でもスタンダードでもなく子どもたちを真ん中に〜

ミニ学習会「一人からできる教育課程づくり」
シンポジウム「教育課程づくりで学校を変える」

記念講演「今こそ求められる教育課程づくりとは?」
講演:植田健男(名古屋大学名誉教授)

主催 大阪教職員組合 共催 大阪教育文化センター

※(注意)大阪教育文化センターは、大教組が主催して11月24日(日)におこなわれる上記集会を共催することを決定いたしました。それにともない、11月30日(土)に予定していた「教育課程づくりを私たちの手に」をテーマとした第6回教育講座はおこなわず、上記集会に合流することといたします。

  

第5回教育講座 スマホ・LINEのトラブル(11月16日)

第5回教育講座 11月16日(土)
「困っていませんか? スマホ・LINEのトラブル」

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資料●統計調査から●
① スマートフォン 小学生の所有率……90.8%
②スマホの平均使用時間 全体=3.7時間,
高校女子=6.1時間
高校女子の午前0〜3時使用=33%
③ ネット上だけでコミュニケーションを取る友達がいる=37.5%(未成年全体)
高校生男子=46.6%,高校生女子=52.4%
④ ネット上の友達に実際に会うことを希望する…64.8%(高校女子)

⑤ SNSの利用
他の投稿を閲覧
…高校男子=72.8%,高校女子=83.5%
自ら投稿する
…高校男子=33.0%,高校女子=63.1%
裏アカウント所有率 
高校女子=69.9%,中学女子=41.7%

⑥低年齢層のインターネット利用状況
1歳=18.3%,2歳=46.6%,
3歳=45.2%,4歳=56.4%,
5歳=67.8%,6歳=66.3%,
7歳=68.9%,8歳=71.2%,
9歳=77.3%

※「未成年者の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」(DigitalArts 2019/05/24)
平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(内閣府)より

  

第4回教育講座 コンピュータとのつきあい方(10月26日)


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大阪教育文化センター 第4回教育講座
コンピュータとのつきあい方
~プログラミング教育にもふれて~
10月26日(土) 13時半~16時半
たかつガーデン 3F カトレアA (近鉄「大阪上本町」駅・大阪メトロ「谷町9丁目」)

 「来年度,小学校でプログラミング教育が必修化」という言葉をあちこちで目にします。学習指導要領の総則・算数・理科・総合的な学習の時間には「プログラミングを体験しながら論理的思考力を身につける…」などが書かれています。

 「プログラミング教育って何をするの?」そもそもなぜプログラミング教育を小学生から学ばせるのか,その背景は?

 大阪教文センター第4回教育講座「コンピュータとのつきあい方~プログラミング教育にもふれて~」はズバリ文部科学省推奨の実践例を読み解きながら,「プログラミング教育」とその背景,来年度からの各職場での「扱い方」に迫ります。また,メディア・リテラシーについても考えあいます。

【授業づくり研究会】

 【概要】大阪教育文化センターは10月26日,第4回教育講座「コンピューターとの付き合い方」~プログラミング教育にも触れて~を開催しました。
 来年度から全面実施される小学校新学習指導要領において新たにプログラミング教育が実施されます。また,最近では突如として現れた「Society5.0」が様々な研修で紹介されています。新学習指導要領は2017年改訂であり,Society5.0はその後に提唱されたものですが,合わせて教育の現場に影響を与えようとしています。今回の講座は,これらの動向が政府のどのような目論見の下で進んでいるのか,今後,教育現場にどのような影響を与えるのかを考える機会として企画されました。

プログラミング教育を見てみよう
 はじめに,政府,文科省はどのようなことを考えているのかを知るために文科省の推奨実践を見ることから始めました。紹介されたのは政府広報「Society5.0すぐそこの未来」,つくば市総合教育研究所のプログラミング教材プログラミンを使っての小学校1年国語「スイミー」の実践の二つの動画(これらの動画はインターネット上で公開されていますので是非検索してご覧ください)と,スクラッチを使ってのリズムを使う実践と助詞を学ぶ実践でした。実践の中には無理やりプログラミング教育をとりいれたために必然性がなく,これでは使わないほうがいいのではないかという,本末転倒のものもあり,参加者からは時に失笑がもれる場面もありました。

プログラミング教育の背景としての教育政策
 続いて,プログラミング教育の背景としての教育政策,学習指導要領のプログラミング教育について解説がなされました。まず,学習指導要領では「プログラミングを体験しながら(中略)論理的思考力を身につけるための学習活動」であり
①プログラミングという科目ができるわけでない。
②プログラミングの技術を学ぶわけではない
③毎回電子機器を使うわけではない(アンプラグド)という確認がなされました。

 その上で論理的な思考力が小中高の新学習指導要領にどれだけ出ているのかを示し,中高でも技術や情報だけでなく体育の「コミュニケーション能力や論理的思考力の育成」のように広く教育活動に影響を与えることが紹介されました。また,文科省・総務省・経産省作成の「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」(こちらもインターネットで見ることができます)では事業区分として文科省よりも圧倒的に総務省が多くなっていること,文科省委託事業の小学校プログラミング教育に関する指導案一覧ではAppleやNTTドコモ,グーグル,トヨタなど大企業が参加していることなどが報告されました。

 Society5.0の政府の狙いについて解説をいただきました。教育再生実行会議第11次提言ではSociety5.0が頻繁に登場しています。教育再生実行会議は安倍首相の諮問機関でありながらこれまでに道徳の「教科化」や小学校英語,小中一貫教育などに大きな影響を与えてきました。Society5.0の重大な狙いの一つは学校を市場(学校の市場規模は5兆円ともいわれており財界にとっては魅力的な市場)として企業に開放することにあり,新学習指導要領にある「社会に開かれた教育課程」は財界・大企業から見れば学校への企業参入という意味を持ち,注意しなければならないことが報告されました。

現場はそれどころではない
その後研究討議では4つの班に分かれて現場の状況が話し合われました。各市町村によってICT機器の導入状況は大きく違っている状況。また,英語や道徳など新しいことが多すぎて十分に対応できていない悲鳴や怒りに近い状況が報告されました。
 
議論を通して
 授業づくり研究会では,今回の教育講座に向けてSociety5.0の狙いについて検討を重ねてきました。もちろん技術の進歩は歓迎すべきものであり,時代の変化に対応し教育の実践も変化が求められる部分もあります。しかし,どのような時代になっても教育において忘れてはならないのは,目の前にいる子どもたちのためによりよい教育をするということです。

 しかし,今回のプログラミング教育やSociety5.0は,政府主導で経産省や総務省,企業が「教育」を人材育成のための「市場」として利用するために「教育」が利用されている恐れがあります。また,残念ながら政府主導で取り組まれる案件に対して,文科省や各教育委員会が強く反発できない状況も近年の政治を取り巻く特徴ではないでしょうか。では,現場にいる私たちに求められるものは何でしょうか。それは「新しいからやる」でも「上から言われたからやる」でもなく「目の前にいる子どもたちにとって良いからやる。良くないのであれば立ち止まって考える」ことではないでしょうか。
 
 たしかに「AIが発達し,今ある仕事の40%が将来無くなる」や「少子高齢化で従来の市場が縮小している」,「世界の動きに乗り遅れてはいけない」と社会全体が何となく不安になり,社会の中にある学校もその影響を受けているのかもしれません。講座で紹介したいくつかの実践は,本来の「プログラミングを通して学ぶ」ではなく,「プログラミングをするために学ぶ」にいつのまにか目的がすり替わっているものがありました。
 
 新しい技術を使ってより分かりやすい授業を考えることは歓迎すべきことですが,教育の市場化が狙われる中で「ICT機器さえ使っていればよい」という安易な発想で,目の前の子どもたちのための教育がないがしろにされる恐れには十分に注意しなければなりません。プログラミングは「試行錯誤」を繰り返して論理的に考えていくことを学ぶそうです。パソコン上では何度間違えてもやり直せば構いません。しかし,教育においてはその時その時が勝負であり,「誤」のまま教育を終える子どもがいてはならないのです。Society5.0に関する動きは今後も目を離すことはできません。

 また来年度の全面実施後には,プログラミング教育に対する現場への圧力は強まることが予想されます。教育の現場は忙しく余裕がありません。しかし学校を取り巻く状況が変わっているからこそ,本当に子どもたちにとってよいことなのかを一つ一つ確認していくことが必要ではないでしょうか。

  

大阪教育文化センター 第3回教育講座 9月14日(土)

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大阪教育文化センター 第3回教育講座 9月14日(土)

こんな道徳どうでしょう?!

子どもとともに考えたい特別の教科「道徳」の授業
目の前の子どもの実態から育てたい子どもの道徳性

9月14日(土) 13時半~16時半
たかつガーデン・3FカトレアA
(近鉄大阪上本町駅・大阪メトロ谷町9丁目)

 4月から中学校でも教科書を使用した特別の教科「道徳」が始まっています。「道徳の授業」をして,いかがですか。
 昨年,大阪教育文化センターの教育講座(6月30日)で,教科書資料の中から「かぼちゃのつる」「おかあさんのせいきゅうしょ」「手品師」を,スピンオフ講座(11月24日)で「星野くんの二塁打」「二通の手紙」を扱い,学習指導要領の内容から「こんな実践もできる!」ということをみてきました。
 「教科書」なら楽に授業が展開できる,でもやっぱり「教科書」の内容とクラスの子どもの実態とかけ離れているようで,しっ
くり来ない…。
 本講座は,さらに内容を深めて,子どもの「道徳性」をどう育てていくかを考えていきます。ぜひ,ごいっしょに考えてみ
ませんか。
【大阪教文センター教育課程研究会】

 道徳的価値を内心に同化させる危険性
 すでに小中学校でスタートしている「特別の教科 道徳」では,学習指導要領に定められた個々の徳目へと子どもたちを誘導するようにつくられた教科書が使われている。そういう教科書をそのまま使ってしまうと,文科省が言う「考え,議論する道徳」が180度変質してしまう恐れがある。一人ひとりの児童生徒が自分自身の答えをつかみ取るのではなく「考え,議論する授業」が外から与えられた答えに自分を同化させていくプロセスになってしまうからである。
 これはとても怖いことだ。子どもたち自身に議論させてはいるが,それは結局子どもたち自身が納得した上で,あらかじめ設定された一つの価値観念に到達するよう誘導されてしまうのだ。(前川喜平・元文部科学事務次官)
「同調圧力」望月衣塑子 前川喜平 マーティン・ファクラー(角川新書 2019年6月)より

【概要】

 大阪教育文化センターは9月14日、第3回教育講座「こんな道徳どうでしょう?」を開催しました。
 冒頭,教文センター事務局長の山口隆さんから問題提起がありました。
 そこで,昨年度は教育課程研究会から「道徳教科書の『活用術』」をテーマに講座をおこなってきましたが,徳目に縛られる教科書の「活用術」には限界があることを確認し,改めて子どもたちに道徳性を育む教育とは何かという問題に立ち返り,実践集約・検討に至ったことが報告されました。

報告では,戦後教育の出発点は、教育勅語を筆頭とする,戦前の修身科による国民教化への深い反省にたったものであり、そのもとでどのような道徳教育が構想されたのかについて言及しました。その中心点は、日常の教育実践の中にこそ「子どもたちに道徳性を育む教育」があることです。
そのことは、「道徳教育は,徳目を教え込むのではなく,学校生活全体を通して行われるべきである」こと,「自主的,自律的人間形成をめざす教育活動の中で,子どもたちの道徳性を育むこと」とされた、1951年学習指導要領や1948年から中学・高校で使用された文部省著作教科書「民主主義」からも明らかであると述べられました。
 
「『学級にある宝物』から始める道徳実践」

 Hさんは、今年4年目の若い教員です。Hさんは,昨年もった低学年の子どもたちから「道徳は教科書ではなく,学級にあるたくさんの『宝物』から始めればいい」ということを教わり,子ども・保護者とともに実践してきました。道徳の時間を中心に「自分たちの成長を確認する時間,学級のみんなを見つめる時間」を作りだし,その中で1日1日の学級での生活を振り返る中で,みんなの「宝探し」を始めます。そして2学期末には「教科化された道徳」についての担任の姿勢について学級通信を出し、保護者に感想を求めたところ,大きな反響がありました。道徳教科書の率直な感想,そして『日々の生活こそ,大切な大切な道徳教育だと思っています』などの意見が多く返ってきました。

 そうしたことを背景に,今年度高学年での授業が始まります。4月当初,子どもたちはそれまでの「道徳の授業」の感想を恐る恐る語り出します。「教科書はどの話も見出しを読めば内容がわかる」「どの話も展開や結末が同じ」という子どもたちの本音を受けて,Hさんは高学年の子どもたちとともに,学級の宝探しを始めます。そして「道徳の宝物」というテーマで授業したときの感想で子どもたちはこう書いていました。

♫「もっとこれからみんなのことを知って宝物を増やしたい」
♬「全員の宝物が生まれてよかった」
♪「私は自分の宝物が思いつかなかったけど,あることに気がついた。これをきっかけに自分の宝物に気づくことができ,みんなのことも少し知ることができた」
♫「みんなの宝物を合わせたら,教科書よりもいい物語ができた」
 子どもから出発し,子どもとともに歩んでいく姿が見える実践報告でした。

「行事・学級活動から出発する道徳」

 Tさんも今年4年目の若い教員です。Tさんは,「働き方改革」の名のもとに、家庭訪問や遠足などの大事な行事が削減された学校に勤めています。しかしTさんは,「行事こそ子どもが成長する大きなチャンス」と捉え,学校行事や学級活動と道徳の内容項目を照らし合わせ,それに向けたとりくみを「道徳」の実践に昇華させることを学年会に提案します。残された行事はそう多くはありません。1学期に運動会,2学期は遠足と縦割り活動(新規),3学期は「二分の一成人式」です。しかし,学校行事は道徳としても年間計画には組み込みやすいので,それを利用した提案です。クラスとしてはそれぞれ個性を出しながらも,学年として一致点を獲得していきます。

 Tさんは,行事のとりくみで道徳の時間に2回の話し合いの場を設け,「真剣にがんばるから楽しい」「楽しいにもいろいろある」などの子どもたちの本音を引き出していきます。
 学級活動のおもなものはミニ集会や係活動・「会社活動」です。道徳の時間を話し合いや「考えを深めるきっかけ」として教科書を利用するなどして,活動を活発化させています。

 ミニ集会は,月1回のクラス集会のことで,実行委員を中心に話し合いをすすめ,めあてと遊びを決めて1時間クラスで過ごす活動です。4月は自己紹介ゲームをTさんが提案,5月から子どもたちが中心となってすすめていきますが,集会は大げんかになってしまいます。そうした中でも子どもたちは「リベンジしたい」と訴え,道徳の教科書を使っての振り返りやクラスの課題を出し合う話し合いを通して6月の集会を見事に成功させます。しかも子どもたち自身で集会を成功させるための工夫を出し合うなど,成長が見られます。

 また,係活動は「クラスに必要な当番活動」,「会社活動」は「あればみんなが楽しく気持ちよく過ごせるための活動」と位置づけ,みんなが興味を持たなくなれば「倒産」するというユニークな学級内クラブ活動です。時には失敗をしながらも、話し合いを通して活動している中で様々な道徳性が育っていく実践でした。

 全国的に見ても,「道徳」の実践が「教科書」をどう教えるかに終始したり,教科書を超えた内容であっても「道徳の1時間」に落とし込むものであったりと,「道徳の1時間」を授業することが「道徳教育」であるとはき違えた実践が多い中で,今回の講座で報告された2つの実践は,行事などの活動,日常の学級活動を通して,子どもたちがあらゆる場面で「道徳性」を身につけていくものとなっています。それは,若い実践者がともに成長する主体として子どもを捉え,子どもたちとともに歩んでいるからだと思います。
 討論のあと,教育課程研究会代表の今滝憲雄さん(大阪千代田短期大学)が、「新しい民主的社会の形成者としての『道徳性』が全面主義的な教育活動においてどう身につけられているか」を2人の実践から引き出し,まとめとしました。

  

教育講座 小中一貫教育・学校統廃合大阪交流集会(6月15日)

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大阪教育文化センター教育講座第2弾

「これでいいのか小中一貫教育、許すな学校統廃合」大阪交流集会

講演「つくば市小中一貫教育の検証と見直し、これからの教育に必要な社会力について」
つくば市教育長 門脇厚司さん

府下各地からの報告
 ①住民と教職員が共同して取り組む統廃合反対の運動(能勢町など府下各市)
 ②小中一貫校の教育はどうなっているのか ~施設一体型一貫校の報告

  チャイム、スクールバス、定期テスト、行事、施設、職員会議、授業研究等、施設一体型小中一貫校の教育を検証する

日時:6月15日(土)午後1時30分~4時30分

会場:大阪府教育会館(たかつガーデン)地下1F「オリーブ」の間
  アクセス:地下鉄谷町線「谷町九丁目」下車、東へ徒歩8分
  地下鉄千日前線「鶴橋」下車、西へ徒歩10分
  近鉄「上本町」駅下車、北へ5分

参加資料代 500円(サポーターは無料)

 法制化以降、全国各地で小中一貫校が建設され、地域の小・中学校が統廃合されています。導入の理由とされた「中1ギャップ」論は破綻し、もっぱら小規模校解消、切磋琢磨、授業改善などの新たな理由を持ち出して進めようとしているのが特徴です。しかし、小中一貫校では、不登校の増加や、型にはめた学校運営の押し付けなどによって混乱し、子どもと教職員から悲鳴が上がる事態も報告されています。そんな中でかつての「小中一貫教育先進自治体」であった茨城県つくば市では、教育委員会のイニシアチブで「小中一貫教育検証委員会」が立ち上げられ、見直しがすすめられています。また、教育長の門脇さんは、「学力向上という四文字は使わない」と述べ、これからの教育は「学力」偏重の今のやり方ではなく、「社会力」の育成を重視すべきと提言されています。小中一貫教育先進県で何が起こっているのでしょう?

お問合せ 「小中一貫教育・学校統廃合」研究会 06-6768-5773(大阪教育文化センター)へ

  

教育講座 学校に行きづらい子どもに寄り添うには(6月1日)

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大阪教育文化センター教育講座2019
 休みがちな子が気になるけど……こんなことで悩んでいませんか

学校に行きづらい子どもに寄り添うには
共に考え合いましょう 信頼関係を深める対応と援助

お話:甲斐(かい)真知子 さん

NPOおおさか教育相談研究所副理事長・相談員 小学校教員37年、退職後相愛大学教員6年
共著「希望の授業づくり」等

○とき 2019年6月1日(土)13:30~16:30

○ところ たかつガーデン(大阪府教育会館)3F「カトレア」
     メトロ「谷町九丁目」徒歩7分・近鉄「上本町」⑪番出口徒歩3分

資料代 500円(サポーターは無料です)

新緑の季節--登校拒否・不登校の子どもたちにとって、この季節はとても辛い日々です。最新調査で14万4千人を超え、全国どの中学校のクラスにも必ず一人はいる不登校の子どもたちに、どう向き合えばいいのでしょう。子どもたち・ご家族の生の声を聴いてきた教育相談の経験をもとに、現場の先生方の悩みをご一緒に考えましょう。

問合せ:大阪教育文化センター 06-6768-5773

  

第6回教育講座 学びなおしの部落問題(12月1日)

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教育講座2018
学びなおしの部落問題
教育により新たな差別を生むことのないように

日時 12月1日(土)13時半~16時

会場 たかつガーデン(府教育会館)2F「藤」
   近鉄「上本町」・地下鉄「谷町9丁目」・バス「上本町6丁目」

参加費 500円(サポータは無料)

部落問題のすべてに答える教育講座
教科書や研修で学べなかった部落問題解決の展望がここに

ビデオ 初公開!

 糾弾を叫ぶ勢力の怒号、迫害。それと一体化した行政による差別。
 その中で差別をやめ同じように扱えと声をあげた大阪の人々。
 それらの迫害と抵抗がビデオで記録されていた!
 固唾を飲んで見いる20分。歴史的な記録を教職員に初公開。

報告 学びなおしの部落問題

 部落問題とは何か、今どうなっているか、解決とは何か 教育で新たな差別を生まないように

 報告者 柏木 功
  (元大阪市小学校教員 「部落問題解決と教育」研究会世話人)

補足報告 市民としてふつうに暮らす

 報告者 谷口正暁さん(民主主義と人権を守る府民連合委員長)

21世紀の今の地域の実情をみつめ、 大阪から発信、
大阪教育文化センター「部落問題解決と教育」研究会 著
『学びなおしの部落問題』出版記念!部落問題研究所/刊 1000円+税
 原理原則にたちもどり
 歴史に学び 未来につなぐ 再入門の必読文献

 WEB人権教育事典   「人権教育事典」で検索
  https://jinken-kyoiku.org/

大阪教育文化センター
TEL 06-6768-5773
mail kyoubun@minos.ocn.ne.jp

講座担当:「部落問題解決と教育」研究会

  

第5回教育講座 どうしてる?スマホ・LINEのトラブル(11月17日)

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教育講座
どうしてる? スマホ・LINEのトラブル

パネリスト 小・中高校の先生
コーディネーター 山口 隆(大阪教育文化センター)

日時 11月17日(土) 13:30~16:30
会場 たかつガーデン2F

SNSが原因のトラブル増加、それは小学校段階からも
5回目の講座は、スマホ・SNSトラブルの生活指導事例をもとに議論します
トラブル解決のヒンがこに。

参加費 500円(サポータは無料)

大阪教育文化センター 教育講座第5弾

【大阪教文センター教育課程研究会・教育委員会制度研究会】

大阪教育文化センター

TEL 06-6768-5773
MAIL : kyoubun@minos.ocn.ne.jp

  

スピンオフ講座 道徳教科書の活用術(11月24日)

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道徳スピンオフ講座 道徳教科書の活用術
11月24日(土) 13時30分~16時30分
たかつガーデン・3F 菊
(近鉄「大阪上本町」駅・大阪メトロ「谷町9丁目」)
参加費500円(サポーターは無料)

●教材分析と活用
①小学校「星野君の二塁打」
②中学校「二通の手紙」
③中教審答申・学習指導要領の活用術~学習指導要領の内容からこんな実践ができる!

●「星野君の二塁打」初版は1947年,原版は甲子園出場かけた旧制中学の作品だった。
●「二通の手紙」法を守っていなかったのは動物園側だった…。

子どもとともに考えたい「特別の教科 道徳」の授業
目の前の子どもの実態から育てたい子どもの道徳性

「法・きまりを守る」は絶対か?
監督に逆らった星野くんは悪いのか?
解雇された元さんはすがすがしいのか
この関連で日大アメフト問題も考える

 4月から小学校では英語の教科化とともに,教科書を使用した
特別の教科「道徳」が始まっています。また,今年は中学校の「道徳教科書」の採択があり,来年度から各学校で,採択された教科書を使っての授業が始まりますが,すでに「教科化」が始まっているような学校が増えています。

 「道徳の授業」をして,いかがですか。

 「教科書」なら楽に授業が展開できる,でも「教科書」の内容とクラスの子どもの実態とかけ離れているようで,しっくり来ない…。こんな内容を毎年9年間? 高校も含めて12年間やるの?

 本講座は,6月の教育講座のスピンオフとして,さらに「道徳の教科書」を吟味しつつ,子どもの「道徳性」をどう育てていくかを考えていきます。ぜひ,ごいっしょに考えてみませんか。

【大阪教文センター教育課程研究会・教育委員会制度研究会】

大阪教育文化センター

TEL 06-6768-5773
MAIL : kyoubun@minos.ocn.ne.jp