大阪教育文化センター第3回教育講座
学校統廃合・小中一貫教育 大阪交流会★感想
■新版パンフレットはコチラ■
【日時】 2022年3月27日(日)13時半
【場所】 たかつガーデン(大阪府教育会館)3階 カトレア
【内容】 ①基調報告
「府下各自治体の小中一貫教育・学校統廃合調査の報告と対抗軸」
②特別報告
住民と教職員が共同してとりくむ統廃合反対の運動
(交野市・岸和田市など)
③参加者から各地の実態報告と対抗軸を明らかにする
【参加費】500円(資料代)サポーターは無料
■チラシはコチラ■
●全国交流集会
2022年3月6日(日) 埼玉
午前:全体会(ハイブリッド) 午後:分科会(オンライン)
■■3月27日感想■■
●各地の運動が聞けてよかった。我が市でも,今後の学校編成がすすめられる中,統廃合ありきですすめられないよう,住民運動が大事だなと思います。
●学校統廃合・小中一貫教育は,公教育の破壊を目標にしたもので,小中一貫はそのための口実に過ぎないという,まとめには共感します。まとめは全体として賛成できる内容でした。
各地からの報告も生々しい,共感できる内容でした。「教育論」だけでなく,「自治体財政」の面からの批判も重要。また,市民運動をどう構築していくか,これが課題です。教師の多忙化,学級定員の問題など,どう連携していくかも,課題です。
●レポート報告,7月に発足した保護者住民の会の運動が3ヶ月後の9月には凍結する運動となったことに大変驚きました。
地域の様々な実情が影響するとは思いますが,保護者の運動(HP,TwitterなどSNSを活用した)のとりくみの速さには学ばないといけないと感じました。市長は住民の声を聴くふりはしていましたが,3月議会では反対する切実な住民の声が反映されるような判断をする姿勢は全く見られません。引き続き,運動を強めていかないといけません。学習会,交流会に参加して,エネルギーをもらいたいと思います。
●「学校規模の適正化」によって学校規模を大きくすると言うことは,現場教員にとっても一定の誘惑になっているようにも考えています。小規模校の先生には「大規模校だったら,校務分掌を分けられて一人あたりの業務負担が減るのになあ」「担任が休んでも代わりには入れる先生を見つけやすいなあ」という思いはあると感じています。でもそれは,そもそも業務が多すぎること,どこであってもギリギリの人員で,定数配置されていることなど,学校規模の問題ではないことを私たちは明らかにして,伝えていかないといけないと思いました。一貫校で起こる労働強化の問題も伝えないといけないです。
●やはり集まることは効力がありますね。とはいえ,リモートの要求もありましたので,いわゆるハイブリッド型ですすめるためには何を整備していく必要があるのか,実務的な面ではありますが,ご一考下さい。
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