続 学びなおしの部落問題 刊行

続 学びなおしの部落問題 刊行

 全国水平社創立100周年にあわせ,大阪教文センター「部落問題解決と教育」研究会から,「学びなおしの部落問題」の続編として「続学びなおしの部落問題」が刊行されます。
 内容は,
▶(1)教育により新しい差別を生むことのないように
▶(2)中学校社会科「歴史」「公民」教科書(2021年度より使用)の検討
▶(3)高校「歴史総合」教科書(2022年度より使用)の検討
▶コラム「部落問題の解決」とは何か
▶(4)高校「公共」教科書(2022年度より使用)の検討
▶(5)資料編の構成になっています(92ページ)。
資料編=NHK大阪放送局の度重なる偏向報道『バリバラ』にふれて(民権連)
大阪府人権局「旧同和対策事業対象地域の課題について」(2016年1月22日)
法務省「部落差別の実態に係る調査結果報告書」(2020年6月)など

 前出刊行後,法務省「依命通知」「部落差別の実態に係る調査結果報告書」等が出され,新学習指導要領に基づく中高の教科書検定・採択がありました。このような動きを盛り込み,「水平社にこめられた願いを受け止め,教育によって新たな差別を生むことのないよう,より多くの学校関係者の中に理解と共感が広がることを願って」の刊行です。

【頒価500円】(送料別・6冊まで140円)
申込みは大阪教育文化センターまで。
☎06-6768-5773
kyoubun@minos.ocn.ne.jp

部落問題とその解決を考える
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