「原発と放射線」授業教材・中学校編が完成

大阪教育文化センター「原発と教育研究会」は、昨年まで原発と放射線をテーマとする授業実践の報告会を重ねてきました。それらの報告を基に、小学校、中学校、高校ごとに授業実践教材をまとめようと議論を重ね、ここに、中学校授業用教材が完成しましたのでホームページに公開します。どうぞ授業に自由にご使用ください。

授業5時間分として、本文、解答編、解説編の3部で構成しています。

ただし、この教材を使っての授業について、授業後の生徒の感想も交えた報告を、教文センター宛にメールにていただくようお願いします。

記入内容:授業者、学校名、授業学年、授業時間、授業者の感想、受講生徒の感想 等

教文センター e-mail:kyoubun(アットマーク)minos.ocn.ne.jp

さらに続けて、小学校編発行の予定です。

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中学校教材「原子核エネルギーと放射能」(本文)(PDFファイル 10.4MB)

中学校教材「原子核エネルギーと放射能」(解答編)(PDFファイル 10.5MB)

中学校教材「原子核エネルギーと放射能」(解説編)(PDFファイル 26.4MB)

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中学校教材 「原子核エネルギーと放射能」

1章 原子の構造と原子核

1.原子と原子の構造
2.原子の種類と質量数
3.原子の質量数と同位体

2章 原子核と放射線

1.放射線の発見
2.放射線の正体と性質
3.放射線の特徴
4.放射線による透過力の違いと遮蔽
5.放射能の減り方と半減期

3章 放射線と放射線障害

1.放射線による人体への影響
2.放射線の単位
3.放射線被曝と健康被害
4.外部被曝と内部被曝

4章 原子核エネルギーと「原爆」・「原発」

1.仕事とエネルギー
2.原子核エネルギーと核分裂
3.原子爆弾
4.原子力発電

5章 福島原発事故とエネルギー問題

1.国の電力政策と原子力発電
2.福島原発事故と「安全神話」の崩壊
3.日本の「自然エネルギー」
4.これからのエネルギーを考える

 

  

原発と放射線 学習教材 高校編

原発と教育研究会は3・11震災後、原発と放射線授業の実践報告会を重ねてきました。

報告された教材をもとに研究会では、小学校・中学校・高校の実践教材を作成してきました。

小学校・中学校・高校のそれぞれの授業実践に役立つ教材作成にとりくんできました

まず教材高校編が完成しました。高校編は総合学習や理科、社会などの関係教科での授業実践に適するように、5時間の授業を想定して教材をつくっています。

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原発と放射線 学習教材 授業展開案(PDFファイル 447KB)

資料一覧(原子核エネルギー5時間版)(PDFファイル 157KB)

授業用プリント案(解答入り)(PDFファイル 1.4MB)

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原発と放射線 学習教材 高校編

授業展開

第1章 原子と核分裂エネルギー

第1節 原子核は何でできているか(原子核の構造)
第2節 質量がエネルギーに変わる(核分裂反応とエネルギー)
第3節 広島・長崎の悲劇を繰り返さないために(原子爆弾の原理)
第4節 見えない恐怖・放射能(※放射線の種類と単位と許容量)
第5節 練習問題
第6節 トイレなきマンション-原子力発電とその問題点

第2章 福島第一原子力発電所事故

第1節 絶対安全と説明されてきた原子力発電所
第2節 大地震の活動期にはいった日本列島
第3節 日本の電力構成
第4節 いろいろな発電方式

第3章 福島原発事故における情報操作

  

環境教育資料集

環境教育資料集

◆「環境教育の歴史」

(以下 作成当時、研究会名称は「大阪教育文化センター環境教育部会」でした。)

土ってなんだ(全21ページ) (2009.9.) pdfファイル 1.4MB

環境教育のすすめ 第3回(2009.5.18.) pdfファイル 85KB

環境教育のすすめ 第2回(2009.4.13.) pdfファイル 325KB

環境教育のすすめ 第1回(2009.3.1.) pdfファイル 170KB