教育実践講座 「大切なことをていねいに教える算数」(1月25日)

教育実践講座 小学校・算数
大切なことをていねいに教える算数
〜「つまずき」を「遅れ」にしない授業のあり方〜

と き:2025年1月25日(土) 13時半
ところ:大阪府教育会館 2F ガーベラ
資料代:500円(サポーターは無料)

【低学年】くり上がり,くり下がり,かけ算九九でつまずく。
【中学年】わり算で商をたてられない。
【高学年】割合,分数計算などでつまずく子どもが多い。
【中学生】小学校での「つまずき」から,代数計算ができず,数学嫌いに。
数直線の左右がわからない。角の大きさもあやしい。
【高校生】三角比の値がわかっても 分数計算は分母同士・分子同士 を先にかける。100mを 9 秒で走るオリンピック選手の時速を計算すると,0.004km となる(実際は40km/h イモムシの時速 18m〜30m)。
比・割合も苦手な生徒も多い。

小学校低学年・中学年で学ぶ算数は,これからの算数・数学を学ぶ基礎になります。
もちろん,中学校や高校でも「学び直し」はできますが,早い段階で「つまずき」を乗り越えることができたら,学習も楽しくなります。
今回の教育実践講座は,小学校中学年に焦点を当て,
低学年での「つまずき」の克服と高学年への橋渡しをどうしていくか,
それぞれの単元での「つまずき」を
学習の「遅れ」にしない授業のあり方や
算数・数学の学び方を,解説していただきます。

どなたでも参加できます。

1月25日感想●●
教科書だけでは「たのしく学べていない」
●教科書だけを教えていると子どもは楽しく学べていないと感じました。
子どものために楽しいと思える授業づくりをしていきたいと思いました。
その中で算数の大切な部分も入っていけるといいなと思いました。

手作り教材の可能性
●今日は他市の色んな先生方の悩みなども,共有することができてよかったです。又,先生のICTを使わない,具体物を使った手づくりの教材の可能性をみせて頂き,とても勉強になりました。私自身の「教える」(知る)と子ども達自身主体となって学ぶ,今の流れの中でゆれ動いているところもあります。 今日教えてもらったことは,自分なりにさらに工夫して自分のクラスの中でアウトプットしていきたいと思います。

どんなことを大切に教えていくか,あらためて確認できた
●支援学級の担任をしています。3年生で1年生の内容をきちんと理解できていない子。6年生で「なんで算数なんてやらなあかんねん!」といって取り組まない子,そんな子たちに試行錯誤をしながらかかわっています。今日のお話からどんなことを大切に教えていくことが大切かを改めて確認できました。明後日からの授業でどんな工夫をすればいいか考えてみます。ありがとうございました。

モヤモヤしていたことが少しスッキリした
●算数教育についてでなく,お話の所々に,子どもを大切にする教育についてのお言葉もあり,現場でモヤモヤしていることが少しすっきりさせてもらいました。
現在,3,4年生の算数の少人数指導を担当しています。子どもの読解力や学習内容の定着の弱さ,授業時間の確保の困難さなど,頭を抱える問題ばかりですが,来週から,また子どもと授業を楽しみたいと思いました。ありがとうございました。

また開催してほしい
●ありがとうございました。とってもよかったです。また開催してほしいです。絶対次も(あれば)来ます。よろしくお願いします。

とても楽しく,がんばろうと思える講座だった
●どうしてこれを教えておかないといけないのかという系統性などを丁寧に教えて下さり,うんうん納得することばかりでした。とても楽しくてまた月曜日から頑張ろうと思える講座でした。(この頃は教委の研修ばかりで不完全燃焼ばかりだったので)
ありがとうございました。

ワクワクする講座,具体物を工夫してみようと
●今回初めて参加しました。とてもわくわくする講座で,あっという間に時間が過ぎました。私は今講師で支援学級の担任をしています。そこで3ヶ以上の数になると読むのが難しくなる4年生の女の子がいます。その子は大きい数だけでなく長さなどの数の概念がとても苦手です。今日の何森先生のお話を聞いて,具体物を工夫してみよう!と思いました。来年度は教諭として教壇に立つので頑張ります。
今日はありがとうございました

丁寧にとりくむことの大切さ
●算数をどう教えたらいいか学びたくて参加しました。大切なことをわかりやすく,コンパクトにまとめてお話いただきました。数字,数詞,具体物の関係,量と場面,かけ算,公倍数…ていねいに取り組むことの大切さと自分の足りなさを痛感しています。ありがとうごさいました。

算数は大切なことをたのしく学ぶことが大切
●3,4年の算数少人数と5,6年の算数の入り込みをしています。足並みをそろえることを重視しているため,教科書をベースにしながら,工夫して教えているつもりですが,本日の講座に大いに刺激を受けました。
算数教育で大切なことを楽しく学ぶということを主軸とした考え方がとても大切だと思いました。楽しく学ぶという点で,さらにもっと学びたいと思いました。
手作り教材・教具はみんなの共有財産になるなあ,と思います。質疑に的確に答えられ,学ぶことが多かったです。ありがとうございます。

積み上げることの大切さ
●久しぶりに何森先生の話を聞いて,やはり教師が必ず知っていなければならない基本が大切なんだな,と思い直しました。
今,支援学級で1〜6年の算数を教えていて,積み上げることの大切さを実感しています。久しぶりの何森先生の話を聞いたので,また勉強しなければ…との思いを強くしました。

算数たのしいって思ってもらいたい
●6年生の子(支援)を2人担任しています。かけ算も定着していない状態だったのでひたすら九九からやり直して今にいたるのですが…。今日のお話を聞いてもっと教具とかを工夫して遊びながらやってあげればよかったと後悔してます。
残りの2か月でたくさん操作させて,算数楽しいって思ってもらいたいです。自分がもっと勉強したいと思いました。

「楽しく,分かる」授業ができるように学びたい
●算数の授業づくりにおいて教師が大切にしなければならないこと・・・奥が深くまだまだ消化できないことがたくさんありました…! 自分が1年間で算数を教えることができる子どもの数は限られていますが,「楽しく,分かる」授業ができるように,まだまだ学びたいと思いました。自分自身が「算数って楽しいな!」と思えるようになる研修なのではないかな…とすごく期待して参加させていただいた今日でしたが,本当に楽しく,学びたい,と思える時間でした。5年生の算数専科として3学期も残すところ2ヶ月ですが,前向きに楽しんで教材研究したいと思います!ありがとうございました。(また機会がありましたらご指導頂きたいです)

●とても勉強になりました。算数を遊びながら学ぶ
僕もできるように少しずつ勉強していきます。ありがとうございました。

教科書から「なくなったけれど,押さえておくべき学習内容」があるのでは
●ありがとうございました! お疲れ様でした。
久しぶりに算数教育に関われる話しがきけてよかったです。「あ,それ,以前言うてたね」「そうやったな〜」など復習しながら学習できました。お話の中で教科書の問題点を指摘されていましたが長さ,重さ,かさの単位を,以前は「メートル法」の単元でする形で6年生で学習していましたが,今はそれぞれの学年で既習?したとしておわり!?
6年生に「キロキロとヘクトデカけた…」のおまじないを教えても???しくみがわかると納得する子ども。そんな教科書から「なくなったけれど,押さえておくべき学習内容」などがあるのでは?何森さんが考えているものがあれば教えてほしいと思っています。

「まだありませんか」「20秒待つ」姿勢
●A市で講師をして2年目です。今年度は2年生をもたせてもらっています。
「まだありませんか」「20秒待つ」と,どの教科指導においてもまた支援の場面でも,大切にしなければと思いました。本日はありがとうございました。

楽しいことならできる!
●ありがとうございました。3年の子は,わからないと泣きます。
1年の子は「めんどうくさい」を連発し,宿題をしません。何ができるかわかりませんが,宿題のお手伝いを続けます。「楽しいことなら」のアドバイスありがとうございました。何を楽しいと思うか聞いてみます。
教材のアドバイス,ありがとうございました。