ジェンダー平等教育研究会
○とき 2024年7月13日(土)13時半〜16時
○場所 大阪府教育会館(たかつガーデン)7階 705号室
○内容 ①実践報告 デートDVと性の多様性の授業(高校社会)
②家庭の中の暴力とは何か〜DVや虐待の中での子どもたち〜
13時半 報告① 40分 ②40分
15時〜16時 討論
【6月8日概要】
●共同親権について
経過と背景 戦前は父親の単独親権
戦後 婚姻中は共同親権 離婚後は単独親権
2000年以降 別居親による国会ロビー活動
2014年親子断絶防止議員連盟=会長 保岡興治 副会長 泉健太,馳浩
2021年共同養育支援議員連盟=柴山昌彦,泉健太,上川陽子,野田佳彦,高村正彦,梅村みずほ
2021年 法務省法制審で離婚後共同親権議論
共同親権=幼稚園,学校の選択,進学か就職の選択,声明に関わる医療行為,合意が必要
▶危惧=DV,虐待を裁判所が見抜けるか 立証困難,離婚条件に共同親権を迫られる DV支配継続
別居親と同居親の収入合算で就学援助対象から外される恐れ
欧米は共同親権→共同監護へ
▶危惧=DV,虐待からの別居や離婚の場合,学校園,塾,医療関係でトラブル可能性
養育費と親権は別,家庭裁判所はパンク寸前
●一時保護された女性や子どもの困難(報告)
初期対応=子ども同伴の場合,養護施設へ。母不安になる
中期対応=加害者への対応,転勤・退職の判断
退所のための対応=住居確保,療養施設等足りていない。子どもの転校先=支援学校(聴覚視覚)は難しい。DVセンター安全保安員1名のみ。
被害者の自立困難と課題=ネット社会での弊害から追跡(買い物等)され,避難を繰り返す被害者が少なくない。担当者の問題意識の差。行政の連携不十分。
個人の抱える困難な状況による自立の難しさ=家族関係(加害者との共依存),養護施設(性虐待),精神障害(加害者とのつながりを求める),同性カップル(出会いを求めるコミュニティで加害者と再会)
子どもの状況=慣れない環境での生活で不安定
子どもを虐待しているのは誰?=厚労省調査では「主たる虐待者は実母が46.9%と最も高い割合」→実際は父親等(1592人)母親等は630人(令和4年検挙人員)
配偶者暴力相談支援センターへの相談件数は増えている。
大阪市の現状と課題=SSC少ない,学習支援→トライになった。相談項目=こころ,40代〜60代が最も多い。女の子のためのクレオ保健室(LINE)=こころ,体,人間関係
【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 前編)
【補足2】統一教会と性教育 その後(北日本放送 12月16日放送 後編)
【補足3】北日本放送公式チャンネルKNBふるさとスペシャル
「駅ナカ保健室 性教育は誰のものか」
知ることは、力になる 2023年5月28日(日)午後4時
■KNB公式チャンネルよりCM視聴(1分)■
生理中の痛みやピルの使用方法など、学校で教えきれていない“性”のこと。
ひとり思い悩む若者が気軽に相談できるようにと、去年4月富山駅に無料の保健室が開設した。
妊娠への具体的な行為や避妊について、若者たちの理解不足は人工妊娠中絶にもつながり、大きな社会問題となっている。
日本ではなぜ性教育がすすんでいないのか?
その背景には何があるのか?
学校教育の歴史も振り返りながら、性教育は誰のものかを考える。
【新刊紹介】推薦:ジェンダー平等教育研究会
『市民を育てる「公共」1年間の授業をデザインする』
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