「学校づくりと教職員」研究会
○とき 2024年2月5日(月)15時
○ところ 大阪教育文化センター+ZOOM
【12月15日概要】
●教育におけるケア論の深化を→「公教育の目的価値」から深める
ビースタのいう教育実践のオントロジー(存在論)
対象世界(教育実践とその目的)との関連を深める課題をどう捉え,記述するかが重要
公教育の目的=主体化・社会化・資格化(ビースタ)→「学校は子どもたちの主体的な社会化を援助し,社会を再創造する主体としての能力を身につける学習がおこなわれる場であるべき。そして,そのような発達と学習をすべての子どもに保障するために教職員の高度な専門的自律性が不可欠」
「教師の良心の問題としてのみ捉えていては,議論の社会的広がりを余り期待できない。子どもたちにどのような学校を用意するのかという,社会的・公共的な選択問題として考え,議論していくことが必要」
●研究経過の振り返り ①教師が育つ学校の要件を探る ②元気な学校をノミネート ③今求められる教職の専門性 知識・技能,同僚制・社会力,自律性・主体性
教員調査の準備 今後の見通し→延長 何を聞きたいのか,質問項目を考える
●今一度現代の子どもと教師の抱える問題,課題を議論
子どもの生きづらさの実態と背景の検討,教師の抱える課題,学校の抱える課題
教育学研究の課題について→具体的な調査項目を考える