第2回教育講座・図工大好き(9月16日)

 第2回教育講座
図工大好き
〜子どもの表現が生まれる教室〜

9月16日(土) 13時半〜 たかつガーデン3Fカトレア

「こんな大きな絵,どうやって描いているのだろう」と,印刷会社の担当者を感嘆させた,「大根の絵」。
毎回,「おおさかの子どもと教育」の表紙を飾る絵です。
四つ切(約50cm×70cmほど)いっぱいに描かれた大根は,子どもたちの表現によって,躍動感あふれる作品となっています。

第2回教育講座は,「図工大好き〜子どもの表現が生まれる教室」です。
「おおさかの子どもと教育」99号〜104号の表紙と「表紙の絵のことば」を中心に,実践者にお話していただきます。
どんな実践で,子どもたちの絵が生まれたのか,クラスや子どもたちの様子も含めて描画等の技術的なことも語っていただきます。
美術が専門でない方も,気軽に参加できます。お忙しい時期と思いますが,ぜひご参加ください。

◆第2回教育講座◆
「図工大好き〜子どもの表現が生まれる教室」
講師・報告者 (大阪美術教育の会)
とき:9月16日(土)13時半
ところ:たかつガーデン3Fカトレア
資料代:500円(教文センターサポーターは無料)

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今後の予定
【第3回教育講座】
部落問題の解決とは〜今問われる課題を明らかに〜
10月14日(土) 13時半〜
たかつガーデン 3Fローズ

★参加者の感想★

作品作りのポイントや導入の大切さを学べた
●どの作品も,子どもたち1人ひとりが楽しく描いたのだろうなと想像できるものばかりでした。いつも「子どもと教育」の表紙に先生の実践作品が載せられていて,「どうやって描かせているのだろう」と思っていました。今日のお話で,作品作りのポイントや導入の大切さ等を学べて,本当にお話が聞けてよかったと思いました。
今日は,たくさんの作品の紹介をして頂いてありがとうございました。

何かいいアイデアないかと参加した
●今日は,12月にある作品展に向けて,何かいいアイデアがないかなーと思って来ました。まだ先ですが,運動会の絵をぜひ描かせたいなと思いました。
 2年生,2回目ですが,たまごから生まれる絵をかかせて,すぐ飽きて,これでいいと持ってくる子,何が生まれるのかわからん,と言って,好きなものがなかなか描けない子がいて,びっくりしました。そういう子に自信を持ってとりくんでもらうにはどうしたいいかな〜と思いました。

●夏の全国大会は行けなかったので,今回ははじめて聞かせてもらって,たくさんの実践が勉強になりました。
 これだけの絵を作り上げて,子どもたちも満足だろうと思います。今日はありがとうございました。

授業のヒントがもらえた
●今回は,貴重なお話をありがとうございました。私は支援学校の高等部で美術を担当していますが,どんな題材を準備したら良いか,またどのように教えたらよいか悩んでいました。今回の講座を受けて,これからの授業に生かすヒントを得ることができました。
 これからさらに教材研究を重ねていき,子どもにあった題材や技法で授業を行っていけたらと思います。ありがとうございました。

●本日はご講演ありがとうございました。現在,支援学校に勤務しており,今年度美術を担当することになりました。美術の知識があるわけでもなく,教材にも行き詰まり,何かヒントになればと,今回参加させて頂きました。
 子どもたちの図工への気持ちの持っていき方,技法など大変参考になりました。今後の参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
 
絵を描く前のイメージさせる時間が大切
●図工の研修ってあまりないし,講演に行ったことがなかったので,興味を持ち,参加させて頂きました。私は図工が得意ではないので,子どもたち任せの授業,図工が好きな子どもたちに助けられた授業しかできていません。先生の実践を聞いて,絵を描く前のイメージさせる時間,知識を教えたり,体験したりする時間が大切なのだと学びました。特に低学年は,見方を豊かにする体験と絵を描くセットが子どもを大きく成長させるのだなと思わされました。これからの授業に生かしていきたいです。
 子どもたちの絵を紹介しているときの先生の笑顔がステキだなと思いました。

ぜひ実践したい 実技もほしかった
●教育講座の案内のくじらぐもに惹かれて,今回参加させてもらいました。もうすぐ,くじらぐもの授業に入るので,ぜひ実践してみたいと思います。
 先生のお話は,どれも興味深かったのですが,少人数の参加なら実際にクレパスや絵の具で色の使い方,作り方を見せて頂けたら良かったかと,時間や労力などいろいろな課題もあるかもしれませんが,またご検討ください。大人もやってみて子どもの苦労を知りたい…です。ラミネートの絵の具指導,さっそくやってみますね(^_^)
 もっと早く先生のお話を聞けばよかった。先週から絵の具を始めてしまいました。

「明日も来たい」学校に
●大根,プール,花火,自分の好きなもの,遊んだいるところ,物語,身近にある,子どもたちにとっても親しみのあるものを題材にした学びは,最近増えつつある「AI生成」の作品に対してどう考えるかのヒントとなるような気もします。
 また,子どもたちが作品を楽しんでつくれる工夫も,どの作品も認められて大切にされていることも大事と思います。また,紙版画を通じて,判子や印刷のしくみついても繋がるのは,実物に触れることのできる図工の学びの一つだなと思います。
 子どもたちの自己表現を(文でしたら作文ですが),より多彩な形でできるのも図工の魅力ですね。
 最近,学校が子どもたちにとっても教職員にとっても「今日は楽しかった」「明日もまた来たいな」「明日が楽しみだな」と思える場になっているのか,とても気になっています。今日の図工の実践は,まさに子どもたちが「明日もまた来たい」と思う実践だったのではないかと思います。