ミュージカル 北斎マンガ
わらび座創立70周年記念作品
2022年10月30日(日) 14時半開演
吹田市文化会館メイシアター大ホール【全席指定 5000円】
問合せ・申込み わらび座連絡先(090-3255-9328)
未来が求めるのは,北斎的人間かもしれない
稀代の絵師・葛飾北斎と
人生を共にした周囲の人々との知られざる物語。
魂の傑作「富嶽三十六景」はなぜ生まれたか。
時は江戸後期,鉄蔵(葛飾北斎)32才の春。版元の蔦屋重三郎がおことを鉄蔵に引き合わせる。家族を亡くして生きる張り合いを失っていたおことだが,日本一の絵師になりたいと夢中で絵を描く北斎の姿に,いつしか自分の夢を重ねていく。
「ものには何でも色と形がある。その一瞬の姿をこの手で写し取れたとき,たまらなく愛おしくなる。何て楽しい,何て嬉しい。それが絵師の仕事」
劇作者・左七(曲亭馬琴)とコンビを組んでヒット作を飛ばすが,作品の方向性をめぐって大げんか。
娘のお栄も鉄蔵に似て絵のことが好きでたまらない。せっかく結婚したのに亭主の絵をけなして離縁させられてしまう。
そんな2人を支える妻・おことだが突然の病に倒れてしまう。おことのために一世一代の絵を描こうと決心する鉄蔵だが,果たして絵を完成させることはできるのか。そして左七との関係は…。