授業づくり研究会(7月26日)

授業づくり研究会

○とき 2022年7月26日(火)14時半〜16時半

○ところ 大阪教育文化センター

○内容 前半を久田先生からの問題提起、後半を現場からの問題提起、それを受けて研究・討論(7月2日報告を参照)

【7月2日報告】
ある学校では、「ICE教育」が研究テーマとなっているということで、「それ何?」ということになり、ネットで調べると「ICE(アイス)モデルとは,カナダで開発・実践されてきた評価モデルで,IはIdeas(基礎知識),CはConnections(つながり),EはExtensions(応用)を意味します。問いに対してどのように答えるかによって,I,C,Eのどの段階にいるかを評価する視点です。I,C,Eの段階に達しているかどうかを評価するための問いは,それぞれ異なるとも言えますが,一つの問いに対しさまざまなレベルで答えることのできるような問いができれば,より望ましいでしょう」と説明されており、これを導入している他の学校のコメントを見ると、新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」の方向に沿って導入されており、評価は「ルーブリック評価」と結合されているようであった。しかし、学校でおこなわれていることは、「よくわからない」ということだった。そうした報告もふまえ、今の学校の状況からすれば、授業づくり研究会がテーマとするべきは、GIGAスクール構想も含め、様々な夾雑物を取り除き、子どもの実態から出発し、子どもたちにこんな力を身につけさせたいという願いを大切にした授業を作り上げ、発信していくことではないかという議論となり、小学1年生の文学教材である「くじらぐも」の授業にとりくむことを契機に、それを研究会で報告してもらい、研究・討論しようということになった。次回研究会では、前半を久田先生からの問題提起、後半を現場からの問題提起、それを受けて研究・討論していこうということになった。