第1回教育講座(6月11日)

第1回教育講座
「GIGAスクール構想と子どもの成長・発達」

今年度の教育講座は「子どもの成長・発達にとって何が必要か」をテーマ。
第1回講座は「GIGAスクール構想と子どもの成長・発達」が主題です。
「GIGAスクール構想を浸透させ学びを豊かに変革していくカタチ」として
StuDX styleなど 文部科学省からたくさんの事例集が出されています。
1人1台の端末が,子どもの成長・発達にどんな影響をもたらすのか,
その背景とともにこれからの授業実践を考える理論と実践を学びます。

日 時 2022年6月11日(土)13時半〜16時半
ところ 大阪府教育会館(たかつガーデン)B1オリーブ
資料代 500円(今年度サポーターは無料)


■上のチラシのDLは画像をクリックして別名保存■

●今後の教育講座と共同研究集会の日程●
第2回教育講座 10月22日㈯ 「自治活動づくり」
   たかつガーデン・2FコスモスB
第3回教育講座 2023年1月28日㈯ 「授業づくり」
   たかつガーデン・B1オリーブ
第33回共同研究集会 2023年3月21日㈫
   たかつガーデン・2Fコスモス

■6月11日感想■

●ICT活用については,矢継ぎ早すぎて現場で検討も批判もなく,導入されている気がします。現場で利用することや利用を控える立場で分断も起こっていて,とても難しい問題だと思います。
内容も複雑で,伝えるにしてもくどくなり,さすがにやり方が姑息だなと思います。
この感想を書いている間もスマホで漢字を調べて記入してしまっているので,うまくICTとつきあうことも大切かと思う。伝え方は工夫しないといけませんね。

●田中先生,今日は本当に衝撃的な学びをわかりやすくお知らせ頂き,とても貴重な時間になりました。日本の教育を主管しているのは,もはや文科省ではない,という事実には正直大きなショックを受けました。今後GIGAがすすめられていく中で,視点をいただきましたが,今後この流れに対抗して行くには,どう行動していけるのかの視点がもしあれば,次回の学習会でお話いただきたいです。

●この講座のことを知るまで,GIGAスクール構想に関して全く無知なものでしたが,今日の講座は非常に興味深い内容でした。
情報量が多いので,また自分で資料等を改めて見直さなければならないですが,この講座をキッカケにGIGAスクール構想への関心を深めていこうと思います。
あと,子どもへの影響の前に,まず自分自身のスマホやネットの利用に対する見方や意識を再考する必要性も感じさせられました。

●ありがとうございました。理解できないこともありましたが,この先勉強する励みになりました。教師経験がないため,自分の子どもや孫のことを考えながら,このままでは正しいと思っていたことが実は間違っていたかもと考えさせられました。

●学校とは,教育とはを改めて考えさせられました。グループ学習・学び合いなど,学校の存在がなくなってしまう,おそろしい事態です。
●途中からでしたが,GIGAスクール構想の大きな流れの中に,今の学校教育があることが分かってきました。本校でも1年生はタブレット導入となり,活用が始まっていますけど,貧困のため購入できない家庭あり,余計に不注意になり授業に集中できない生徒あり,困難です。学校現場で,何ができるのか,と悩ましい毎日です。

●最後だけ参加ですみません。今年度からiPadを使うという目的で,高校1年からタブレットが採用された。私は情報の教師ですが,何でもタブレットで解決できないという考え方は昔から変わっていない,調べる道具ではなく「調べられる道具」であることがとてもよく分かった。

●脳の働き,面白かったですが,難しかったです。もっともっと広範な市民,国民に聞いてほしいです。財界の力も大きいですが,各政党の力もかなり働いているのでしょうか。ほんの一部の人だけですすめられているのでしょうか。

●10年ほど前に,コンピュータ苦手教師で退職。今回の講義に納得。いよいよ資本が子どもたちの脳に(教員も?)襲いかかっていることをまざまざと感じる講義で,背筋が寒くなる思い。この現状を打開していく方途について真剣に考えさせられている。今や現場を離れてしまって,どんなことができるか考えている。本当にありがとうございます。

●ICT活用による,民主的教育理念の破壊の最終段階か!解決は国政変革よりない感じです。
●①そもそも教師が「こんなんあったらいいな」「こんなことできたらいいな 便利だな」から出発していない。はじめに端末ありき,とにかく使ってみてくださいから始まっている。
②利用とは裏腹に,利用されている危険性を知らされていない。
③個人情報保護の対策が不十分。ビッグデータ利用の制限・対策不十分
④脳科学や発達科学が考慮されていない。
⑤政策の大きな流れ。
以上のことを広く知らせるには,どうするかをもっと考えたいと思いました。ありがとうございました。

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