第32回共同研究集会(3月26日)

●●3月26日感想●●

ゆっくり考えることができた
●今日は前で話をさせて頂きながら,みなさんの話を聴かせて頂きました。普段日本がどのような意図でICTを使わせているか考えながら…ということは正直できていません。今日は,自分の発表を考える中で,タブレットの良さ,アナログの良さについてゆっくり考えることができたのがありがたかったです。ありがとうございました。

●「使われるな」本当にそうですね。操作を覚えるのに時間がとられて,本当に読まないといけない文献に当たれない,読書,教材研究の時間が減った,教師自身の力量も落ちてしまう。スライドや「意見集約」など使えるものは使いたいが,使われる人間にならないようにしたい。

●難しいお話でしたが,大事なことを詳しく学ぶことができました。企業や国のための教育でなく,一人ひとりの子どもたちのために実践をすすめなければいけないと思いました。個人情報保護の大切さを(プライバシー問題)しっかりと考えて取り組みたいと思います。

●コロナ禍で,デジタル化の波の中で改めて学校で教育課程を編成していくことの大切さを考えさせられました。現場の先生,本当ご苦労様です。

●田中先生のお話,今日も頭の中が一杯いっぱいです。個人情報保護の面から,ICT活用を考えていかなければいけないこと。信頼や人間的な共感,共同は対面でしか育むことができないなど,分かりました。基本は,読み書き計算,タブレットがなければ何もできない子どもたちを私たちは育てたいわけじゃないとあらためて思いました。植田先生の言葉を借りると,ICT教教育は「なんちゃって公教育」,この言葉を使いたいと思います。AIに負けるわけにはいきません。

ねらい,恐ろしさがよく分かった
●GIGAスクール構想のねらいの恐ろしさが,よく分かりました。ここまでしたたかにねらいがあったのかと驚きましたし,個人情報を漏らしたらダメ!!と日々強く言われているのに,国が率先して漏らして流していることに怒りを超えて,あきれてしまいました。
実践のお二人の話は,子どもたちの姿が目に浮かんでとても楽しく聞かせていただきました。どの活用のしかたなら,子どもの情報を抜き取られないのか,オンライン授業はどのくらい危険なのか,(教員の負担などは問題と思っていましたが,情報がとられる危険性は考えていませんでした)また学びたいと思いました。ありがとうございました。

もう少し時間がほしい!という内容
●「もう少し時間がほしい!」と思う内容だった。第3回講座と分けて,もっと時間をとれるような形でできればなぁ…と,連続講座の形でできればどうかとも思う。
オンラインも含め,ICT機器に過大な期待を持っている人が国でも教員でも父母でも多いのではないかと思う。とくに,使えない人,よく分かっていない人,少し使いだせる人ほど変な期待を持っている。そうした幻想を現実で打ち壊し,目の前の子どもたちの姿からICTの使い方,使わない方を考えていかなければならないと思う。

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