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おおさかの子どもと教育 79号

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おおさかの子どもと教育  79号 2015年4月

特集 新任のみなさん、おめでとう!

ようこそ大阪の教育現場に!いっしょにつくろう大阪の教育

府内各地、各校種、各職種の“ちょっと先輩”からの歓迎のメツセージが満載

  • 私の「大切」にしていること
  • つながりを大切に
  • ともに学び、ともに成長する
  • 「暗い夜ほど、星は輝く」-今こそ、仲間が集うとき-ようこそ!先生!!
  • 職場や同期の力を借りて乗り切ろう!楽しく学び、成長しよう!
  • 自分に合った教師像を描こう
  • 自分だけがなれる“先生”を目指して教師のたまごの皆様へ
  • 自分のこころとからだを大切に
  • 誇りをもって、一緒にがんばろう
  • 自分らしさと寄りそう気持ちを大切に

研究者から「ともに学ぼう」のよびかけ

  • 「考える」ことをあきらめない教師の方へ

父母・保護者からみなさんへのコメント

  • こんな先生になってほしい
    -この春から新しく教師という仕事に就かれ、「先生」と呼ばれることになるみなさんへ-
  • 今、廃校になる時の先生、保護者、生徒は…
  • 放課後の大切な育ちあい

大阪教育文化センター

  • みなさんを心から歓迎します!いっしょに大阪の子どもと教育をきりひらきましょう!

教文センター紹介

NPO法人教育相談おおさか紹介さーくる紹介

教育実践・児童会活動②

読者の声

編集後記

  

中原徹教育長の罷免を強く求めます

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パワハラ教育長に教育を語る資格なし

中原徹教育長の罷免を強く求めます

2015年3月4日
大阪教育文化センター

 中原教育長のパワハラ問題について調査をおこなっていた第三者委員会による調査報告書が2月20日に発表されました。

 この報告書では、中原教育長がおこなったパワハラの実態が詳細に明らかにされています。たとえばある職員に対しては、「人を刺しに来るときは、刺され返されることを考えてからやらないと」と卑劣な言葉で威圧、恫喝し「そういう人が一匹いれば同じようなものが何匹もいる」と、およそまともな人権感覚の持ち主であれば口にできない言葉でののしっています。また、別の職員に対しては、「邪魔になっているので仕事を外れてください」「教育監や教育次長さんと相談して…聴聞委員会を開きます」と述べて失職を示唆して脅しつけ、さらにもう一人の職員に対しては「むちゃくちゃじゃないですか。精神構造の鑑定を受けないといけませんよ。教委の幹部がこんなことではどうしようもないですよ」とむき出しの人権侵害の発言をおこなっています。

こうした事実について、報告書は「今回の調査事項に関わる教育長の発言等が、教育長としての職責として不適切であり、またパワーハラスメントとして違法性を有するものがあった」と認定しています。

 教育長は教育委員の一員であり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律は、教育委員について「委員は…人格が高潔で、教育、学術及び文化(以下単に「教育」という。)に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する」としています。この規定に照らしても、中原徹氏に教育委員の資格はないと断ぜざるを得ません。また、自らのおこなった重大な人権侵害についての自覚すら持てない人物に教育を語る資格はありません。

 教育長は、学校現場での「いじめ」や体罰などの暴力一掃のために、その条件整備の先頭に立つべき役職にあります。その当の本人が、教育委員や職員を「いじめ」、恫喝するなど、断じて許されるものでなく、教育長として職を続けることは、大阪の子どもと教育にとって、歴史的な汚点を残すことになります。

 以上のことから、私たちは、中原徹教育長の罷免を強く求めるものです。

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なお調査報告書全文は以下のURLで見ることができます。(大阪府ホームページ)

 www.pref.osaka.lg.jp/attach/5181/00180630/k1.pdf

  

大阪教育文化センター 第25回共同研究集会

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大阪教育文化センター 第25回共同研究集会

2015年3月28日(土)10:00~16:30

パル法円坂2号室(大阪市教育会館A棟3階)
(大阪市中央区 地下鉄「谷町4丁目」または「森ノ宮」)

みんなの力で、大阪の子どもと教育の未来をひらこう!

第1部 (10:00~12:30)

徹底検証!「橋下・維新」 ―体験で語る大阪の「教育改革」―

橋下・維新の「教育改革」で、大阪の子ども・教育はどうなっているかを各分野から報告し、検証します。

 高校生、義務制教職員、高校教職員、父母によるトーク&トークを中心にすえ、参加者みんなで橋下「教育改革」を告発するとともに、徹底検証し、大阪の子どもと教育にとって、何が大切にされなければならないかについて、討論する予定です。

コーディネーター  山口 隆さん(教文センター事務局次長)

第2部 (13:30~16:30)

安倍「教育再生」―対抗軸はこれだ! ―「教育改革」を超える教育実践―

子どもの成長・発達をめざす授業づくり・自治活動は、安倍「教育再生」・橋下「教育改革」との実践的対決点。青年の実践報告から学び合います。

 青年教員による、子どもとともにつくる授業づくり実践、子どもの自主性を大切にし、子どもたちが自治の力を身につける児童会、生徒会実践の報告を受け、みんなで研究・討論します。

コーディネーター  福田 敦志さん(教文センター副代表・大阪教育大学准教授)

資料代 300円